2024-06-24有価証券報告書 扶桑化学工業株式会社

企業名 扶桑化学工業株式会社
URL https://fusokk.co.jp/
業種 化学
決算日 3月31日
資本金(百万円) 4334.0
所在地 大阪市中央区高麗橋四丁目3番10号







有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは「ライフサイエンス事業」と「電子材料および機能性化学品事業」の2つの主要な事業を展開しています。ライフサイエンス事業では果実酸類や有機酸類の製造・販売を行い、電子材料および機能性化学品事業では超高純度コロイダルシリカなどの製造・販売を行っています。

各事業の内容と状況

ライフサイエンス事業では、果実酸類や有機酸類を中心に、食品分野や工業分野で広く使用される製品を提供しています。電子材料および機能性化学品事業では、半導体業界向けの超高純度コロイダルシリカを中心に、次世代半導体集積回路の製造に必要な製品を提供しています。

従業員について

区分 従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
全従業員 567 41.9 12.3 7,134,340
うち、総合職 146 40.4 8.6 9,060,047

関連企業

主要な関連企業には、株式会社扶桑コーポレーション、青島扶桑精製加工有限公司、青島扶桑貿易有限公司、扶桑化学(青島)有限公司、FUSO (THAILAND) CO.,LTD.、PMP Fermentation Products, Inc.があります。

業績

指標 2023年3月 2024年3月 前期比(%)
売上高(千円) 68,459,392 58,970,273 -13.9
経常利益(千円) 19,740,097 11,883,083 -39.8
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 14,129,459 8,343,299 -41.0
包括利益(千円) 14,328,369 9,835,775 -31.4

各指標の増減について

売上高は前期比で13.9%減少しました。これは主に半導体市場の低迷とライフサイエンス事業の需要減少が影響しています。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益もそれぞれ39.8%と41.0%減少しました。これらの減少は、売上高の減少に加え、エネルギーコストの上昇や新規設備の減価償却費の増加が要因です。

今後の見通し

指標 2023年度実績 2024年度計画 当期比(%)
売上高(百万円) 58,970 65,000 +10.2
営業利益(百万円) 11,083 11,150 +0.6
経常利益(百万円) 11,883 11,250 -5.3
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 8,343 7,400 -11.3

見通しの増減について

2024年度の売上高は前期比で10.2%増加する見込みです。これは半導体市場の回復と円安の影響によるものです。しかし、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ5.3%と11.3%減少する見込みです。これは原料・エネルギー価格の高止まりや新規設備の減価償却費の増加が影響しています。

まとめ

当社グループの2023年度の業績は、半導体市場の低迷とライフサイエンス事業の需要減少により減収減益となりました。しかし、2024年度には半導体市場の回復と円安の影響で売上高の増加が見込まれています。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益は減少する見込みですが、これは原料・エネルギー価格の高止まりや新規設備の減価償却費の増加が要因です。全体として、当社グループは今後の市場回復に向けた準備を進めており、長期的な成長が期待されます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。