2024-06-24有価証券報告書 大建工業株式会社

企業名 nan
URL https://www.daiken.jp/
業種 nan
決算日 nan
資本金(百万円) nan
所在地 nan







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(大建工業㈱)、子会社26社及び関連会社2社(2024年3月31日現在)により構成されており、木質内装建材、住宅機器、畳おもて、MDF、北米素材事業(単板、構造用LVL)等の製造販売を主たる業務としております。

各事業の内容と状況

当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置づけは、次のとおりであります。

  • 建材事業: 木質内装建材、住宅機器の製造販売。
  • 素材事業: インシュレーションボード、ダイロートン、ダイライト、畳おもて、MDF、北米素材事業。
  • エンジニアリング事業: 内装工事、コンフォート事業。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人)
建材事業 914
素材事業 1368
エンジニアリング事業 337
報告セグメント計 2619
その他 1
全社(共通) 1007
合計 3627

平均年齢: 42.4歳、平均勤続年数: 17.8年、平均年間給与: 5800千円

関連企業

主要な関連企業は以下の通りです。

  • 伊藤忠商事㈱(総合商社)
  • BPインベストメント(当社株式の取得及び所有)

業績

項目 2023年3月期 2024年3月期 増減額 増減率
売上高 228826 210642 △18,183 △7.9%
営業利益 9856 5938 △3,918 △39.8%
経常利益 13008 9314 △3,694 △28.4%
親会社株主に帰属する当期純利益 10325 3970 △6,355 △61.5%

各指標の増減について

売上高はオフィスビル等の内装工事の需要、及びマンションリノベーション市場が好調に推移したものの、世界的な木質素材の需要減少などにより、減収となりました。営業利益、経常利益は価格改定を実施したことで適正な価格で販売が出来たことに加え、国内事業の収益性は回復したものの、MDFの売上減などに加え、2022年8月1日以降のPWT社連結除外に伴う影響により、減益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、営業利益、経常利益の減少に加え、ニュージーランドの連結子会社2社において同国の税制改正に伴う一過性の税費用が発生したこと、また、前年度にPWT社に対する持分の変動に伴う特別利益を計上した影響もあり、減益となりました。

今後の見通し

項目 2024年3月期 2025年3月期予想 増減額 増減率
売上高 210642 220000 9358 4.4%
営業利益 5938 7000 1062 17.9%
経常利益 9314 10000 686 7.4%
親会社株主に帰属する当期純利益 3970 5000 1030 25.9%

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高はオフィスビル等の内装工事の需要継続、およびマンションリノベーション市場が好調に推移することが予想されます。営業利益、経常利益についても、価格改定の効果や国内事業の収益性向上が期待されます。親会社株主に帰属する当期純利益についても、前年度の一過性の税費用がなくなることから、増益が見込まれます。

まとめ

当社の業績は、国内市場でのリフォーム・リノベーション市場の好調さや、公共・商業建築分野での需要増加に支えられています。しかし、世界的な木質素材の需要減少や、MDFの売上減少が業績に影響を与えています。今後の見通しとしては、国内事業の収益性向上や価格改定の効果により、売上高や利益の増加が期待されます。全体として、当社の現状はやや不調ですが、今後の見通しは改善が期待される状況です。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。