2024-06-24有価証券報告書 三共生興株式会社

企業名 三共生興株式会社
URL https://www.sankyoseiko.co.jp/
業種 卸売業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 3000.0
所在地 大阪市中央区安土町二丁目5番6号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、三共生興株式会社(当社)及び連結子会社13社により構成されており、各種繊維製品の企画、生産、販売、海外ブランド商品の輸入販売及びライセンスビジネスを主たる事業とするほか、不動産賃貸事業、ビルメンテナンス事業等の事業活動を展開しております。

各事業の内容と状況

当社グループの事業は以下の3つのセグメントに分かれています。

  • ファッション関連事業: ファッション製品の企画、生産、販売及び海外ブランド商品の輸入販売及びライセンスビジネスを行っています。主要ブランドは「DAKS」と「LEONARD」です。
  • 繊維関連事業: 繊維衣料製品のOEM事業を中心とした繊維事業全般を行っています。
  • 不動産関連事業: 当社及びグループ会社所有不動産の貸オフィス、貸ホール、貸ビルを中心とした賃貸事業、ビルメンテナンス事業、内装工事事業を行っています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(名)
ファッション関連事業 146
繊維関連事業 49
不動産関連事業 17
全社(共通) 23
合計 235

平均年齢は36.1歳、平均勤続年数は10.0年、平均年間給与は590.6万円です。

関連企業

主要な関連企業は以下の通りです。

  • 三共生興ファッションサービス株式会社
  • 三共生興アパレルファッション株式会社
  • 北陸三共生興株式会社
  • 株式会社サン・レッツ
  • 株式会社横浜テキスタイル倶楽部
  • DAKS SIMPSON LIMITED
  • SANKYO SEIKO (ASIA PACIFIC) CO., LTD.
  • SANKYO SEIKO (MACAU) CO., LTD.
  • LEONARD ASIA LIMITED
  • LEONARD SHANGHAI LIMITED
  • LEONARD FASHION SAS
  • LEONARD PARFUMS SAS
  • LEONARD ITALIE S.R.L.

業績

指標 2023年3月 2024年3月 前期比(%)
売上高 (百万円) 19,466 21,271 9.3
経常利益 (百万円) 2,912 3,356 15.2
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 2,206 2,227 1.0
包括利益 (百万円) 3,406 9,664 183.7
純資産額 (百万円) 40,150 47,727 18.9
総資産額 (百万円) 52,998 66,612 25.6
1株当たり純資産額 (円) 957.76 1,188.34 24.1
1株当たり当期純利益 (円) 51.93 55.51 6.9
自己資本比率 (%) 75.2 71.1 -5.5
自己資本利益率 (%) 5.6 5.1 -8.9
株価収益率 (倍) 10.5 13.5 28.6
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 2,770 3,197 15.4
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -1,524 -5,931 289.2
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -3,381 -421 -87.5
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 14,341 11,592 -19.2

各指標の増減について

売上高は前期比9.3%増加し、21,271百万円となりました。これは、ファッション関連事業と繊維関連事業の売上が増加したためです。経常利益は前期比15.2%増加し、3,356百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は前期比1.0%増加し、2,227百万円となりました。

今後の見通し

指標 2024年3月 2025年3月予想 当期比(%)
売上高 (百万円) 21,271 22,500 5.8
経常利益 (百万円) 3,356 3,700 10.3
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 2,227 2,400 7.8

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高は前期比5.8%増の22,500百万円、経常利益は前期比10.3%増の3,700百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比7.8%増の2,400百万円を予想しています。これらの増加は、ファッション関連事業と繊維関連事業のさらなる成長が期待されるためです。

まとめ

当社グループの業績は、ファッション関連事業と繊維関連事業の成長により、全体的に好調です。特に「DAKS」や「LEONARD」などのブランドビジネスが堅調に推移しており、今後も成長が期待されます。また、不動産関連事業も安定した収益を上げており、全体的な業績を支えています。今後も引き続き、各事業の成長を目指し、持続可能な経営を推進していくことが重要です。


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