企業名 | 三信電気株式会社 |
---|---|
URL | https://www.sanshin.co.jp/ |
業種 | 卸売業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 14811.0 |
所在地 | 港区芝四丁目4番12号 |
企業概要
当社は、半導体・電子部品の販売・輸出入を主な事業とする企業です。グローバルに展開しており、香港、シンガポール、台湾、米国、韓国、タイ、中国などに子会社を持ち、幅広い地域で事業を行っています。また、情報通信システムに関する技術サービスも提供しています。
各事業の内容と状況
当社の事業は大きくデバイス事業とソリューション事業に分かれています。
- デバイス事業: 半導体や電子部品の販売・輸出入を行い、技術サポートも提供しています。主要な顧客はエレクトロニクスメーカーです。
- ソリューション事業: ICTを活用したネットワーク機器やセキュリティ製品の設計・構築・運用保守を行っています。また、基幹系業務システムやアプリケーションの提供も行っています。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
---|---|---|---|---|
デバイス事業 | 202 | 42.1 | 16.6 | 7,102,609 |
ソリューション事業 | 179 | |||
全社(共通) | 49 | |||
合計 | 430 |
関連企業
当社の関連企業には、以下のような企業があります。
- SANSHIN ELECTRONICS (HONG KONG) CO., LTD.
- SANSHIN ELECTRONICS SINGAPORE (PTE) LTD.
- 台湾三信電気股份有限公司
- SANSHIN ELECTRONICS CORPORATION (米国)
- SANSHIN ELECTRONICS KOREA CO., LTD.
- SANSHIN ELECTRONICS (THAILAND) CO., LTD.
- 三信国際貿易(上海)有限公司
- 株式会社TAKUMI
- 三信ネットワークサービス株式会社
業績
指標 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上高(百万円) | 161,107 | 140,197 | -13.0% |
経常利益(百万円) | 5,511 | 3,908 | -29.1% |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 3,832 | 2,740 | -28.5% |
包括利益(百万円) | 4,788 | 5,831 | 21.8% |
純資産(百万円) | 34,252 | 38,373 | 12.0% |
総資産(百万円) | 78,601 | 78,884 | 0.4% |
各指標の増減について
売上高は前期比で13.0%減少しましたが、これは主にデバイス事業における高利益率案件の減少が影響しています。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益もそれぞれ29.1%と28.5%減少しました。一方、包括利益は21.8%増加しており、これは為替換算調整勘定の増加が主な要因です。
今後の見通し
指標 | 2024年3月期 | 2025年3月期予測 | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上高(百万円) | 140,197 | 150,000 | 7.0% |
経常利益(百万円) | 3,908 | 4,500 | 15.1% |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 2,740 | 3,000 | 9.5% |
見通しの増減について
今後の見通しとしては、売上高は7.0%増加、経常利益は15.1%増加、親会社株主に帰属する当期純利益は9.5%増加する見込みです。これは、デバイス事業における新規案件の獲得とソリューション事業におけるサービス提供型ビジネスの拡大が寄与する見通しです。
まとめ
当社の業績は、デバイス事業の減少が影響し、全体として減少傾向にありますが、ソリューション事業の成長が期待されます。今後の見通しとしては、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに増加が見込まれており、全体としては好調な見通しです。アナリストとしては、デバイス事業の回復とソリューション事業の成長が鍵となると考えています。
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