2024-06-24有価証券報告書 エイベックス株式会社

企業名 エイベックス株式会社
URL https://avex.com/jp/ja/
業種 情報・通信業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 4678.0
所在地 港区三田一丁目4番1号







有価証券報告書の解説

企業概要

この企業は、音楽、アニメ・映像、デジタル、海外事業を中心に展開しているエンタテインメント企業です。連結子会社34社、持分法適用関連会社5社を含む合計40社で構成されています。

各事業の内容と状況

企業は以下の4つの主要な事業を展開しています。

  • 音楽事業: 音楽コンテンツの企画・制作・販売、音楽配信、アーティストのマネジメント、コンサート・イベントの企画・運営など。
  • アニメ・映像事業: アニメ・映像コンテンツの企画・制作・販売、映画配給、ゲームソフトの企画・制作など。
  • デジタル事業: ファンクラブ運営、デジタルコンテンツの企画・制作・販売・配信。
  • 海外事業: エンタテインメントコンテンツの企画・制作・流通。

各事業の現状と見通しは以下の通りです。

  • 音楽事業: 売上高は増加していますが、売上原価と販売費の増加により営業利益は減少しています。
  • アニメ・映像事業: 売上高は増加していますが、売上総利益率の低下と販売費の増加により営業損失が発生しています。
  • デジタル事業: 映像配信サービスの合弁会社解消に伴い減収となり、営業損失が拡大しています。
  • 海外事業: 売上高は増加していますが、売上原価と販売費の増加により営業損失が発生しています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(名)
音楽事業 1135 (336)
アニメ・映像事業 162 (56)
デジタル事業 75 (43)
海外事業 80 (1)
全社(共通) 86 (15)
合計 1538 (453)

従業員数は1538名で、臨時従業員は453名です。平均年齢は43.2歳、平均勤続年数は13.2年、平均年間給与は846.5万円です。

関連企業

主要な関連企業は以下の通りです。

  • エイベックス・エンタテインメント㈱
  • エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ㈱
  • エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ㈱
  • エイベックス・アライアンス&パートナーズ㈱
  • エイベックス・ミュージック・パブリッシング㈱
  • エイベックス・クラシックス・インターナショナル㈱
  • エイベックス・ファンマーケティング㈱
  • エイベックス・テクノロジーズ㈱
  • エイベックス・マネジメント㈱
  • エイベックス・クラン㈱
  • エイベックス・スタイルス㈱
  • エイベックス・マネジメント・エージェンシー㈱
  • エイベックス・クリエイター・エージェンシー㈱
  • エイベックス・クリエイティヴ・ファクトリー㈱
  • ㈱THINKR
  • ㈱fuzz
  • バーチャル・エイベックス㈱

業績

指標 2023年3月期 2024年3月期 前期比(%)
売上高 (百万円) 121561 133387 +9.7%
経常利益 (百万円) 4055 1137 -71.9%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 2742 987 -64.0%
包括利益 (百万円) 2626 -257 -109.8%
純資産額 (百万円) 58838 56099 -4.7%
総資産額 (百万円) 108915 109887 +0.9%
1株当たり純資産額 (円) 1286.29 1219.58 -5.2%
1株当たり当期純利益 (円) 60.80 21.83 -64.1%
自己資本比率 (%) 53.3 50.2 -3.1%
自己資本利益率 (%) 4.7 1.7 -63.8%
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 9192 3691 -59.8%
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -3131 -2399 +23.4%
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -2493 -2360 +5.3%
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 48143 46933 -2.5%

各指標の増減について

売上高は9.7%増加しましたが、経常利益は71.9%減少しました。これは主に売上原価と販売費の増加によるものです。親会社株主に帰属する当期純利益も64.0%減少しました。

今後の見通し

指標 2024年3月期 2025年3月期予測 当期比(%)
売上高 (百万円) 133387 140000 +5.0%
経常利益 (百万円) 1137 2000 +75.9%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 987 1500 +52.0%

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高は5.0%増加、経常利益は75.9%増加、親会社株主に帰属する当期純利益は52.0%増加する見込みです。これは主に新規事業の展開とコスト削減の効果によるものです。

まとめ

この企業は、音楽、アニメ・映像、デジタル、海外事業を中心に展開しており、売上高は増加していますが、利益面では減少が見られます。今後の見通しとしては、売上高と利益の増加が期待されており、新規事業の展開とコスト削減が鍵となります。全体として、現状はやや不調ですが、今後の見通しは好調です。


AI判定による類似企業・競合TOP10

No.1 株式会社KeyHolder
No.2 株式会社マーベラス
No.3 株式会社Birdman
No.4 株式会社アミューズ
No.5 日本エンタープライズ株式会社
No.6 株式会社テレビ東京ホールディングス
No.7 株式会社バンダイナムコホールディングス
No.8 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
No.9 株式会社NexTone
No.10 東宝株式会社

※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。