| 企業名 | ＳＯＭＰＯホールディングス株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.sompo-hd.com/ |
| 業種 | 保険業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 100045.0 |
| 所在地 | 新宿区西新宿一丁目２６番１号 |
企業概要
当社グループは、保険持株会社である当社を中心に国内外で事業を展開しており、国内損害保険事業、海外保険事業、国内生命保険事業、介護・シニア事業、延長保証事業、デジタル関連事業、アセットマネジメント事業など、多岐にわたる事業を行っています。
各事業の内容と状況
国内損害保険事業: 日本国内で損害保険を提供し、主に自動車保険や火災保険に注力しています。
海外保険事業: アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどで保険商品を提供しており、国際的な市場での成長を目指しています。
国内生命保険事業: 個人及び法人向けの生命保険商品を提供し、健康応援型の新商品の開発にも力を入れています。
介護・シニア事業: 高齢者向けの介護サービスを提供し、需給ギャップの解消を目指しています。
その他の事業: デジタル関連、アセットマネジメント、延長保証など多岐にわたる分野に進出しています。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数(人) | 平均臨時雇用者数(人) |
|---|---|---|
| 国内損害保険事業 | 22,723 | (1,834) |
| 海外保険事業 | 7,296 | (61) |
| 国内生命保険事業 | 2,650 | (—) |
| 介護・シニア事業 | 14,105 | (12,178) |
| その他（保険持株会社等） | 1,647 | (71) |
| 合計 | 48,421 | (14,144) |
提出会社の状況:
| 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
|---|---|---|---|
| 537 | 43.5 | 13.8 | 14,550,657 |
関連企業
当社グループには多くの関連企業があり、主要な企業としては以下が挙げられます。
- 損害保険ジャパン株式会社
- セゾン自動車火災保険株式会社
- Sompo International Holdings Ltd.
- ＳＯＭＰＯひまわり生命保険株式会社
- ＳＯＭＰＯケア株式会社
- ＳＯＭＰＯアセットマネジメント株式会社
業績
| 指標 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 経常収益 (百万円) | 3,760,366 | 3,846,323 | 4,167,496 | 4,525,869 | 4,933,646 | +9.0 |
| 正味収入保険料 (百万円) | 2,825,482 | 2,923,547 | 3,215,713 | 3,670,717 | 3,690,419 | +0.5 |
| 経常利益 (百万円) | 192,451 | 215,097 | 315,512 | 49,504 | 488,034 | +885.8 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 122,515 | 142,482 | 224,842 | 26,413 | 416,054 | +1475.1 |
各指標の増減について
2024年度の経常利益が前年に比べて大幅に増加したのは、前年に一時的な費用が発生したことに加え、海外保険事業の回復の影響があります。特に、親会社株主に帰属する当期純利益が大幅に増加したのは、各事業での税効果などが寄与しました。
今後の見通し
| 指標 | 2023年 | 2024年 | 2025年（予想） | 当期比(%) |
|---|---|---|---|---|
| 経常収益 (百万円) | 4,525,869 | 4,933,646 | 5,300,000 | +7.4 |
| 正味収入保険料 (百万円) | 3,670,717 | 3,690,419 | 3,800,000 | +3.0 |
| 経常利益 (百万円) | 49,504 | 488,034 | 520,000 | +6.5 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 26,413 | 416,054 | 440,000 | +5.8 |
見通しの増減について
2025年度の見通しとして、経常収益や正味収入保険料は堅調に推移する見込みです。海外市場での保険引き受けの強化や、新商品の投入が寄与する見通しです。また、経常利益や純利益の伸長は、各事業での収益向上施策やコスト削減が影響しています。
まとめ
当社グループの業績は、国内外の多様な事業活動によって安定的に成長を続けています。とりわけ、海外保険事業の回復や国内生命保険事業の新商品の投入が今後も利益成長に寄与する見通しです。一方で、自然災害リスクの管理や市場環境の変動など、慎重に対策を講じていく必要があります。全体として、現状と見通しは好調に推移していますが、引き続き市場の変動やリスクに注意を払いながら成長を図る姿勢が重要です。
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