2024-06-21有価証券報告書 EIZO株式会社

企業名 EIZO株式会社
URL https://www.eizo.co.jp/
業種 電気機器
決算日 3月31日
資本金(百万円) 4425.0
所在地 白山市下柏野町153番地







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは全世界に展開し、映像機器及びその関連製品を取り扱う18社(国内7社、海外11社)で構成されています。提供する製品は、金融機関、公共機関、医療施設、クリエイティブ業界など多様な分野に向けて、高品質・高信頼性の映像ソリューションを提供しています。

各事業の内容と状況

事業はB&P(Business & Plus)、ヘルスケア、クリエイティブワーク、V&S(Vertical & Specific)、アミューズメントなどの市場向けに分かれています。

  • B&P(Business & Plus): 高品質で低消費電力設計、環境性能が高い製品を提供。特にオフィス用途で高評価。
  • ヘルスケア: 医療画像表示用モニターや内視鏡用モニターなど、高い性能が求められる医療機器市場で存在感。
  • クリエイティブワーク: 色再現性が高く、出版やデザイン、映像制作に最適な製品を提供。
  • V&S(Vertical & Specific): 航空管制やディフェンス、監視用途など専門的なニーズに対応。
  • アミューズメント: 遊技機用液晶モニターを主力として提供。

従業員について

以下は、2024年3月31日時点の従業員数に関する情報です。従業員の平均年齢は40.7歳、平均勤続年数は16.9年、平均年間給与は約538万円です。

部門 従業員数(人) 平均臨時雇用人員
研究・開発 314 23
営業 170 2
製造 333 29
本社 165 3
合計 982 57

関連企業

  • EIZO GmbH(Germany)- ヘルスケア市場向け。
  • アイレムソフトウェアエンジニアリング㈱(Japan)- アミューズメント用ソフトウェア。
  • EIZO Inc.(USA)- 映像機器の販売。

業績

指標 当期 前期比(%)
売上高(百万円) 80,471 -0.5%
経常利益(百万円) 6,326 +3.3%
当期純利益(百万円) 5,454 -6.9%

各指標の増減について

売上高は主に欧州の景気停滞の影響でわずかに減少しました。一方、ヘルスケア市場向けやV&S市場向けの売上が増加し、全体では前期並みの水準を維持しました。経常利益は円安効果もあり増加しましたが、特別損益における震災関連費用が影響し当期純利益は減少しました。

今後の見通し

指標 見通し 当期比(%)
売上高(百万円) 85,000 +5.6%
経常利益(百万円) 6,800 +7.5%
当期純利益(百万円) 5,800 +6.3%

見通しの増減について

今後は欧米市場の回復や新興市場での事業拡大が期待されます。また、医療機器やクリエイティブ業界向けの高付加価値製品の販売増が業績を押し上げる見通しです。

まとめ

当社の現状は安定しており、特にヘルスケア市場向けの成長が顕著です。今後も事業の多様化と技術革新により、持続的な成長が見込まれます。ただし、欧州市場の停滞や為替の影響など、一定のリスクも存在します。総じて好調な見通しであり、投資価値があると評価できます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。