企業名 | 株式会社ADEKA |
---|---|
URL | https://www.adeka.co.jp/ |
業種 | 化学 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 23048.0 |
所在地 | 荒川区東尾久七丁目2番35号 |
企業概要
当企業は化学品、食品、ライフサイエンスを主軸とし、グローバルに事業を展開している総合企業です。幅広い製品ラインアップで多様な産業に貢献しています。
各事業の内容と状況
化学品事業
化学品事業では、樹脂添加剤、情報・電子化学品、機能化学品の3つの分野があります。樹脂添加剤は主に自動車や建材に使用され、難燃剤や添加剤が含まれます。情報・電子化学品は半導体材料や光硬化樹脂を提供し、最先端技術をサポート。機能化学品はエポキシ樹脂や界面活性剤など、多岐にわたる製品を製造・販売しています。
食品事業
食品事業は、マーガリン類、ショートニング、プラントベースフードなどを製造・販売しています。最近では、食品ロス削減を目指した機能性食品も強化しています。
ライフサイエンス事業
ライフサイエンス事業では、農薬、医薬品、動物用医薬品などを提供。持続可能な農業を支援し、新薬開発も積極的に行っています。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(名) |
---|---|
化学品事業 | 2537 |
食品事業 | 992 |
ライフサイエンス事業 | 1572 |
その他 | 236 |
全社(共通) | 175 |
合計 | 5512 |
関連企業
主な関連企業は以下の通りです:
- ADEKAケミカルサプライ㈱(東京) – 化学品事業
- ADEKAファインフーズ㈱(境港市) – 食品事業
- 日本農薬㈱(東京) – ライフサイエンス事業
業績
項目 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上高(百万円) | 403,343 | 399,770 | -0.9% |
経常利益(百万円) | 32,579 | 35,763 | +9.8% |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 16,778 | 22,977 | +37.0% |
自己資本比率(%) | 52.18 | 52.51 | +0.3% |
各指標の増減について
売上高: 自動車関連製品や食品事業の一部で減少が見られたため、全体として減収しました。
経常利益: コスト削減と価格改定で増益を実現。一部原材料の高騰を吸収しました。
親会社株主に帰属する当期純利益: 減損損失の計上により前期比で大幅に増益しました。
自己資本比率: 資本増強と利益計上でわずかに上昇しました。
今後の見通し
項目 | 2024年3月期 | 2025年3月期予測 | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上高(百万円) | 399,770 | 420,000 | +5.1% |
経常利益(百万円) | 35,763 | 37,000 | +3.5% |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 22,977 | 23,500 | +2.3% |
自己資本比率(%) | 52.51 | 53.00 | +0.9% |
見通しの増減について
売上高: 新規事業の展開と既存事業の強化により、売上高の増加を見込んでいます。
経常利益: コスト管理の徹底と効率化により、利益の増加が予測されています。
親会社株主に帰属する当期純利益: 持続的な増収増益を目指し、新製品の開発と市場投入が予定されています。
自己資本比率: 財務の安定性を念頭に、引き続き自己資本の増強を進めていきます。
まとめ
当社は、化学品、食品、ライフサイエンスの3つの柱で事業を展開し、持続可能な社会に貢献しています。今期の業績は一部で減収が見られるものの、経常利益や当期純利益の増加が顕著です。今後の見通しも総じて好調であり、アナリストの視点から見ても、持続的な成長が期待される企業と言えます。
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