2024-06-21有価証券報告書 株式会社京都ホテル

企業名 株式会社京都ホテル
URL https://www.kyotohotel.co.jp/
業種 サービス業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 100.0
所在地 京都市中京区河原町通二条南入一之船入町537番地の4







有価証券報告書の解説


企業概要

当社は、ホテル経営およびその付随業務を主な事業としている企業です。主要な関係会社には㈱ホテルオークラがあり、ホテル経営に不可欠な資産を所有しています。

各事業の内容と状況

当社の主な事業は以下のとおりです:

  • ホテルオークラ京都: 高級ホテルとして国内外から顧客を迎え入れています。
  • からすま京都ホテル: 主に国内観光客や修学旅行客を受け入れています。

2023年度はコロナ禍からの回復を受けて、宿泊部門および宴会部門が大きく成長しました。また、全国旅行支援および訪日観光客の急増により、収益性が高まっています。

従業員について

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
367 38.9 12.9 4,147,213

従業員には、契約社員やパートタイマーも多く含まれ、労働組合も組織されています。

関連企業

㈱ホテルオークラは当社の主要な関係企業であり、ホテル資産の所有および管理を行っています。

業績

回次 決算年月 売上高(千円) 経常損益(千円) 当期純利益(千円)
第101期 2020年3月 9,625,986 -146,734 -303,157
第102期 2021年3月 3,847,484 -1,940,968 -1,968,664
第103期 2022年3月 4,267,951 -1,092,729 -651,999
第104期 2023年3月 7,350,277 79,717 62,220
第105期 2024年3月 9,138,086 807,259 934,632

各指標の増減について

2024年3月期の各指標は、前年度比で大幅に改善しています。売上高は前年同期比24.3%増の91億3086万円、経常利益は912.7%増の8億7259万円、当期純利益は1,402.1%増の9億3462万円です。 新型コロナウイルス感染症が「5類感染症」に移行したことで国内外の旅行需要が急速に回復した結果、業績が持ち直しました。

今後の見通し

回数 決算年月 売上高(千円) 経常損益(千円) 当期純利益(千円)
第106期予想 2025年3月 10,000,000 1,200,000 1,000,000

当期比:売上高9.4%、経常利益48.6%、当期純利益7.0%見通しの増減について

今後の見通しについても楽観的な予想がなされています。主な要因は、訪日外国人観光客数の増加と2025年の大阪・関西万博に向けたインバウンド需要の拡大が期待されています。一方で、エネルギー価格の高騰や金利の変動リスクが懸念されます。

まとめ

全体として当社の業績は回復傾向にあり、今後も高成長が見込まれます。特に宿泊部門や宴会部門の売上増加が顕著で、インバウンド需要の拡大も好材料です。しかしながら、エネルギー価格や金利の変動リスクには引き続き注意が必要です。現状と見通しを踏まえ、総合的な業績は好調と評価します。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。