| 企業名 | 株式会社ヤマタネ |
|---|---|
| URL | https://www.yamatane.co.jp/ |
| 業種 | 卸売業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 10555.0 |
| 所在地 | 江東区越中島一丁目２番２１号 |
企業概要
当社グループは、物流関連事業、食品関連事業、情報関連事業、不動産関連事業を営んでおり、これらの事業を通じて豊かな社会の実現に貢献することを使命としています。特に「信は万事の本を為す」という理念を重視し、持続可能な社会と企業価値の向上を目指しています。
各事業の内容と状況
以下の各事業の現状および見通しを簡単に説明します。
物流関連事業
物流関連では、国内外の貨物輸送や倉庫保管業務を行っており、特に海外引越し業務が好調です。しかし、外注コストの増加が利益に影響を及ぼしています。
食品関連事業
コメの卸売と加工食品販売を主軸に、特に中食・外食ニーズの高まりから販売量が増加しました。ただし、米価の上昇や物流コストの上昇が課題となっています。
情報関連事業
情報関連では、棚卸機器のレンタルや、新たにスマホアプリを活用したサービス展開が進んでいます。顧客のシステム需要にも対応し、業績が安定しています。
不動産関連事業
首都圏を中心にオフィスビルの賃貸が主な業務です。一部テナントの退去があったものの、高稼働率を維持しています。賃料収益も安定しています。
従業員について
| セグメント | 従業員数 (名) |
|---|---|
| 物流関連 | 676 |
| 食品関連 | 115 |
| 情報関連 | 118 |
| 不動産関連 | 25 |
| 全社（共通） | 59 |
| 合計 | 993 |
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 従業員数 | 362 名 |
| 平均年齢 | 40歳9ヶ月 |
| 平均勤続年数 | 14年5ヶ月 |
| 平均年間給与 | 657万3000円 |
関連企業
主要な関連企業として、ヤマタネロジスティクス、ヤマタネロジワークス、およびショクカイがあります。これらの企業との強固な連携が当社の強みとなっています。
業績
| 項目 | 数値（百万円） | 前期比（%） |
|---|---|---|
| 営業収益 | 64512 | 26.3% |
| 経常利益 | 3184 | -9.0% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2442 | 13.6% |
| 包括利益 | 8969 | 206.6% |
| 純資産額 | 56006 | 17.0% |
| 総資産額 | 153687 | 21.8% |
各指標の増減について
営業収益は食品関連とショクカイの連結子会社化による売上増で増加しました。一方、経常利益は外注コストの増加が響き減少。また、親会社株主に帰属する当期純利益は固定資産の売却益などで増益となっています。
今後の見通し
| 項目 | 数値（百万円） | 当期比（%） |
|---|---|---|
| 売上高 | 76500 | 18.6% |
| 営業利益 | 3500 | 0.3% |
| 経常利益 | 3310 | 3.9% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2640 | 8.1% |
見通しの増減について
売上高は、ショクカイの通期業績寄与もあり大幅増収の見込み。物価上昇によるコスト増加があるものの、固定資産売却や投資有価証券の売却益などが見込まれます。
まとめ
当社グループは、物流、食品、情報、不動産の各事業で安定した成績を残しています。今後、ショクカイの完全子会社化や物流効率化、新規プロジェクト等の進展により、業績のさらなる向上が期待されます。ただし、外注コストや物価上昇のリスクには慎重に対応していく必要があります。総じて、堅調な業績と見通しを持っていると言えます。
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