企業名 | 株式会社メディアリンクス |
---|---|
URL | https://jp.medialinks.com/medialinks-xscend/ |
業種 | 電気機器 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 2259.0 |
所在地 | 川崎市幸区堀川町580-16 |
企業概要
当社グループは、放送用ネットワークのインフラを形成する機器・システムを開発・販売するファブレスメーカーであり、多くの放送局や通信事業者向けに製品を提供しています。米国法人MEDIA LINKS, INC. およびオーストラリア法人ML AU PTY LTD を子会社に持ち、グローバルな展開を行っています。
各事業の内容と状況
当社グループの主要な事業は以下の通りです。
1. 放送用ネットワーク機器の開発と販売
主に放送事業者の拠点間や部署間をIPで結ぶネットワーク機器の開発・販売を行っています。製品は高品位映像の伝送を実現するものであり、信頼性と安定性が求められます。
2. システム構築事業
機器単独の販売だけでなく、ソフトウェア、設置工事、保守サービスなどを組み合わせたシステム構築事業も展開しています。
3. 海外展開
米国やオーストラリアでの販売活動を子会社を通じて行い、世界中の大規模スポーツイベントや重要な放送基幹インフラに製品を提供しています。
現状と見通し
市場のIP化が進む中で、リモートプロダクションや高解像度信号への対応が求められています。今後も、新製品の開発とグローバルな展開を推進し、顧客ニーズに即応する体制を整えています。
従業員について
部門 | 従業員数(名) | 従業員数(名) |
---|---|---|
設計開発部門 | 47 | (2) |
営業部門 | 8 | (1) |
全社(共通) | 18 | (4) |
合計 | 73 | (7) |
従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
---|---|---|---|
41 | 44.0 | 11.4 | 7679 |
関連企業
名称 | 住所 | 資本金 | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合(%) | 関係内容 |
---|---|---|---|---|---|
MEDIA LINKS, INC. | Hayden Station Road, Windsor, CT USA | 1,000千USドル | 放送・通信機器販売 | 100 | 製品の販売等、役員の兼任あり |
ML AU PTY LTD | Collingwood, VIC Australia | 2,000千豪ドル | 放送・通信機器販売 | 100 | 製品の販売等、役員の兼任あり |
業績
回次 | 決算年月 | 売上高(千円) | 経常損失(千円) | 親会社株主に帰属する当期純損失(千円) | 包括利益(千円) | 純資産額(千円) | 総資産額(千円) | 1株当たり純資産額(円) |
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第27期 | 2020年3月 | 2437465 | △552,587 | △590,148 | △646,218 | 1564848 | 3656290 | 270.11 |
第28期 | 2021年3月 | 2484301 | △189,505 | △218,883 | △147,909 | 1418367 | 3278322 | 244.09 |
第29期 | 2022年3月 | 2495922 | △725,854 | △757,579 | △628,128 | 808326 | 2275225 | 133.61 |
第30期 | 2023年3月 | 2522541 | △227,862 | △247,841 | △198,542 | 1749554 | 3183099 | 72.09 |
第31期 | 2024年3月 | 3111478 | △187,254 | △242,635 | △121,997 | 2684503 | 4344442 | 61.95 |
各指標の増減について
売上高は年々増加傾向にありますが、純利益および包括利益は依然として赤字の状態が続いています。厳しい市場環境やコスト管理の課題が影響していますが、新製品の市場投入による売上増加の兆しが見られます。
今後の見通し
指標 | 当期予想(千円) | 前期比(%) |
---|---|---|
売上高 | 3500000 | +12.5 |
経常利益 | -100000 | -46.6 |
純利益 | -120000 | -50.5 |
見通しの増減について
新製品の市場受容性や既存顧客のリピートオーダーが見込まれるため、売上高の増加が期待されます。一方で、引き続き研究開発費がかかるため、利益面での改善はまだ時間がかかる見通しです。
まとめ
まとめとして、当社グループは高い競争力を持つ技術とグローバルな展開により、業績の回復に向けた積極的な戦略をとっています。経常損失や純損失は続いていますが、売上高の増加とともに、財務基盤の安定化が期待されます。今後の業績向上には、製品の多様化と市場開拓が鍵となります。当アナリストとして、引き続き注視していく価値のある企業と評価します。
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