2024-06-21有価証券報告書 株式会社マツキヨココカラ&カンパニー

企業名 株式会社マツキヨココカラ&カンパニー
URL https://www.matsukiyococokara.com/
業種 小売業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 22051.0
所在地 松戸市新松戸東9番地1







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは主にドラッグストアと保険調剤薬局のチェーン店経営を行っています。また、連結子会社20社、非連結子会社4社および関連企業2社を有し、広範な事業展開を行っています。

各事業の内容と状況

  • マツモトキヨシグループ事業

    ドラッグストアと保険調剤薬局の経営を主とし、フランチャイズ事業にも従事。売上は好調で、独自のマーケティングやPB商品の展開が強み。

  • ココカラファイングループ事業

    ドラッグストア、保険調剤薬局、介護施設の運営など多岐にわたる事業を展開。急速な需要拡大に対応し、商品供給やサービスの向上に努めています。

  • 管理サポート事業

    小売事業を営むグループ会社のサポートを行い、プライベートブランド商品の企画・開発、経営管理、資金運用など多岐にわたる業務を担当。

従業員について

セグメント名 従業員数(名) 平均臨時雇用者数(名)
マツモトキヨシグループ事業 6534 8627
ココカラファイングループ事業 6207 4783
管理サポート事業 630 1857

関連企業

  • 株式会社マツモトキヨシグループ – ドラッグストア経営および経営管理、資金管理を担当。
  • 株式会社ココカラファイングループ – ドラッグストア経営、フランチャイズ展開、介護事業運営を担当。
  • 株式会社MCCマネジメント – 管理サポート事業、経営管理、商品の仕入れ販売を担当。

業績

項目 当期(百万円) 前期比(%)
売上高 1,022,531 7.5
経常利益 80,499 20.7
親会社株主に帰属する当期純利益 52,347 29.1
包括利益 48,907 9.2

各指標の増減について

売上高と経常利益が大幅に増加した要因としては、医薬品及び化粧品の売上が好調に推移したことや経費削減が挙げられます。また、親会社株主に帰属する当期純利益の増加は、追加のコスト削減措置、および効率的な経営管理によるものです。

今後の見通し

項目 今後予想値(百万円) 当期比(%)
売上高 1,100,000 7.6
経常利益 85,000 5.6
親会社株主に帰属する当期純利益 55,000 5.1
包括利益 50,000 2.2

見通しの増減について

売上高の増加が予想される一方で、競争環境や外部経済要因による経費の増加が見込まれ、利益率の向上は限定的です。今後も効率的な経営とコスト効率を重視しつつ、デジタルトランスフォーメーションと海外市場の拡大に注力します。

まとめ

当社グループは、国内市場での強力なプレゼンスと高い成長性を持ち、今後も持続的な成長が期待されます。競争が激化する環境下でも革新的なビジネスモデルとデジタル技術の活用により、業績は好調を維持しました。引き続き、海外展開や新規事業の開発によりさらなる成長を目指します。これにより、安定した収益と堅実な財務指標が維持される見込みです。


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