| 企業名 | 株式会社アクセル |
|---|---|
| URL | https://www.axcell-inc.jp/ |
| 業種 | 電気機器 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 1028.0 |
| 所在地 | 千代田区外神田四丁目１４番１号 |
企業概要
当社グループは、研究開発型の企業集団として、パチンコ・パチスロ機に向けた製品開発を行うLSI開発販売関連事業と、組み込み機器向けグラフィックスLSIに加え、AIやブロックチェーン等の先進技術を活用した製品開発やソリューションを提供する新規事業関連事業を営んでおります。
各事業の内容と状況
当社グループは二つの主要セグメントを持っています。
- LSI開発販売関連事業: パチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSI、メモリモジュールを中心に行っており、売上の95%以上を占めています。
- 新規事業関連事業: 組み込み機器向けグラフィックスLSI、AI、ブロックチェーン、セキュリティ等の技術を利用した製品の開発・提供。
LSI開発販売関連事業は主力のパチンコ・パチスロ機市場で安定した成長を続けており、特にパチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIの販売が堅調です。一方で、新規事業関連事業はまだ成長段階にあり、AI・ブロックチェーン技術の活用が期待されています。
従業員について
2024年3月31日現在の従業員状況は以下の通りです。
| 従業員数（人） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（千円） |
|---|---|---|---|
| 97 | 48.1 | 12.3 | 11,405 |
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです。
| 名称 | 住所 | 主要な事業内容 | 所有割合 (%) |
|---|---|---|---|
| ax株式会社 | 東京都渋谷区 | 新規事業関連 | 87.7% |
| aimRage株式会社 | 東京都港区 | LSI開発販売関連 | 85.0% |
業績
| 指標 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比 (%) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 9,265 | 8,999 | 10,666 | 14,474 | 17,570 | 21.4 |
| 経常利益 (百万円) | 535 | 705 | 1,001 | 1,813 | 2,449 | 35.1 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 468 | 670 | 865 | 1,353 | 1,771 | 30.9 |
| 包括利益 (百万円) | 489 | 763 | 822 | 1,438 | 1,918 | 33.4 |
| 純資産 (百万円) | 9,836 | 10,071 | 10,629 | 11,695 | 12,891 | 10.2 |
| 総資産 (百万円) | 11,146 | 11,132 | 12,274 | 13,883 | 15,574 | 12.2 |
各指標の増減について
- 売上高: パチンコ・パチスロ機市場での堅調な成長と新規事業領域での売上増加が主因です。
- 経常利益: 販売商品の高単価化、新規事業の成長が貢献しました。
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 売上高増加とコスト管理の効率化が利益増加に寄与しました。
- 包括利益: 主にグラフィックスLSI製品の高機能化による売上増加が好影響を及ぼしました。
- 純資産: 利益剰余金の増加が、純資産の増加に寄与しました。
- 総資産: 商品及び製品の在庫増加と投資有価証券の増加が主な要因です。
今後の見通し
| 指標 | 2025年度予測 | 当期比 (%) |
|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 18,500 | 5.3 |
| 経常利益 (百万円) | 2,800 | 14.3 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 2,000 | 12.9 |
| 包括利益 (百万円) | 2,200 | 14.7 |
| 純資産 (百万円) | 14,000 | 8.6 |
| 総資産 (百万円) | 16,500 | 6.0 |
見通しの増減について
- パチンコ・パチスロ機市場の底堅い成長の見込みと、組み込み機器市場におけるグラフィックスLSIの販売拡大が主要な要因です。
- 新規事業領域の早期事業化と市場シェア拡大が収益増加を期待されます。
まとめ
当社グループはパチンコ・パチスロ機市場で堅調な成長を続けており、新規事業領域においても有望な成長を見せています。現状は好調であり、今後も持続的な成長が期待されます。特に、AIやブロックチェーン等の先進技術を活用した新製品の開発が成功すれば、更なる業績向上が見込まれます。同時に、新規事業への投資やM&A戦略も積極的に進めています。
総じて、当社グループの業績と見通しは極めて好調と評価することができます。
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