企業名 | 株式会社 富山第一銀行 |
---|---|
URL | https://www.first-bank.co.jp/ |
業種 | 銀行業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 10182.0 |
所在地 | 富山市西町5番1号 |
企業概要
本記事では、富山第一銀行の有価証券報告書を解説します。同社は富山県を主要地盤とする地域金融機関で、銀行業を中心にリース業務やクレジット業務など様々な金融サービスを提供しています。
各事業の内容と状況
富山第一銀行グループは、次のような事業を展開しています。
- 銀行業: 預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務、商品有価証券売買業務など。
- リース業: 富山ファースト・リース株式会社によるリース業務。
- クレジット業務等: 富山ファースト・ディーシー株式会社がクレジット業務、信用保証業務を行い、株式会社富山ファイナンスが金銭貸付業務、さらに株式会社ファーストバンク・キャピタルパートナーズが投資事業を行っています。
各事業は順調に拡大しており、特に銀行業の預金残高や貸出金が増加しています。
従業員について
富山第一銀行グループの従業員についてのデータは以下のとおりです。
セグメントの名称 | 銀行業 | リース業 | その他 | 合計 |
---|---|---|---|---|
従業員数(人) | 596 | 9 | 6 | 611 |
平均年齢 | 40.3歳 | |||
平均勤続年数 | 17.5年 | |||
平均年間給与(千円) | 6,363千円 |
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです。
- 富山ファースト・ビジネス株式会社
- 富山ファースト・リース株式会社
- 富山ファースト・ディーシー株式会社
- 株式会社富山ファイナンス
- 株式会社ファーストバンク・キャピタルパートナーズ
業績
富山第一銀行の業績の一部を以下にまとめます。
指標 | 2022年度 | 2023年度 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
連結経常収益 (百万円) | 35,252 | 38,678 | +9.7% |
連結経常利益 (百万円) | 6,326 | 9,223 | +45.8% |
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 4,203 | 5,284 | +25.7% |
連結包括利益 (百万円) | 2,878 | 35,743 | +1142.5% |
連結純資産 (百万円) | 122,292 | 156,011 | +27.6% |
1株当たり純利益 (円) | 65.40 | 83.02 | +26.9% |
各指標の増減について
経常収益や経常利益が大幅に増加した理由は、貸出金利息・有価証券利息配当金の増加や役務取引等収益の増加が要因です。また、連結包括利益が大幅に増加したのは、株式や投信の増配等によるものです。これにより、親会社株主に帰属する当期純利益も増加しました。
今後の見通し
今後の見通しは以下の通りです。
指標 | 2023年度 | 2024年度見通し | 当期比(%) |
---|---|---|---|
連結経常収益 (百万円) | 38,678 | 42,500 | +9.9% |
連結経常利益 (百万円) | 9,223 | 10,500 | +13.8% |
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 5,284 | 6,200 | +17.3% |
見通しの増減について
連結経常収益と実績の次年度見通しもさらに増加する見通しがあります。これは、貸出金の増加や有価証券からの収益増加を見込んでいるためです。また、新しい金融商品の導入や地域密着型のサービス向上策が奏功することも期待されています。
まとめ
富山第一銀行は、富山県を中心とする地域金融機関として強固な基盤を持ち、事業の多角化にも取り組んでいることから、高い成長が期待されます。特に収益の伸びや経常利益の増加は顕著であり、今後も好調な業績が続く見通しです。リスク管理体制の強化や新しいサービスの提供など、さらなる発展が期待されます。
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