2024-06-21有価証券報告書 日本電信電話株式会社

企業名 日本電信電話株式会社
URL https://group.ntt/jp/
業種 情報・通信業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 937950.0
所在地 千代田区大手町一丁目5番1号







有価証券報告書の解説 – NTTグループ


企業概要

NTTグループ(当社及び当社の関係会社)は、日本電信電話株式会社(NTT)を中心に、子会社967社および関連会社141社から構成されています。主な事業内容は、総合ICT事業、地域通信事業、グローバル・ソリューション事業です。

各事業の内容と状況

以下に、NTTグループの各事業の内容と現状を説明します。

①総合ICT事業: 携帯電話事業、国内電気通信事業の県間通信サービス、国際通信事業、ソリューション事業など多数のサービスを提供しています。主要な連結子会社には株式会社NTTドコモ、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社などがあります。

②地域通信事業: 主に東日本電信電話株式会社(NTT東日本)と西日本電信電話株式会社(NTT西日本)が地域ごとに通信サービスを提供しています。

③グローバル・ソリューション事業: システムインテグレーション、ネットワークシステム、クラウド、グローバルデータセンターの事業を展開。主要子会社には株式会社NTTデータ、NTT Ltd.などがあります。

④その他: 不動産、エネルギー事業などがあります。

従業員について

NTTグループの従業員についての情報は以下の通りです。

部門 従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
総合ICT事業 51,061 41.9 16.5 10,238,323
地域通信事業 67,193
グローバル・ソリューション事業 193,513
その他(不動産、エネルギー等) 26,700

関連企業

NTTグループの主要な関連企業には、株式会社NTTドコモ、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社、株式会社NTTデータ、NTT Ltd. などが含まれます。

業績

NTTグループは、2023年度においても高い業績を維持しています。以下に主な業績をまとめます。

指標 2023年 2024年 前期比
営業収益 (百万円) 13,136,194 13,374,569 1.8%
税引前利益 (百万円) 1,817,679 1,980,457 9.0%
当社に帰属する当期利益 (百万円) 1,213,116 1,279,521 5.5%
総資産額 (百万円) 25,308,851 29,604,223 17.0%

各指標の増減について

営業収益は1.8%増加し、収益の増加の主な要因は、通信端末機器販売およびシステムインテグレーション事業の収益増加によるものです。税引前利益は9.0%増加し、これは営業利益の増加により、前連結会計年度と比べて金融損益が改善したためです。当社に帰属する当期利益は5.5%増加し、総資産額も17.0%増加しました。

今後の見通し

NTTグループは今後の見通しについて以下のように計画しています。

指標 2023年 2024年 当期比
EBITDA 3兆2,902億円 3兆4,181億円 3.9%
海外営業利益率 7.3% 8.6% 1.3ポイント
既存分野ROIC 8.2% 8.1% -0.1ポイント

見通しの増減について

EBITDAの増加は、主に営業利益の増加に基づいており、成長分野の投資が影響しています。海外営業利益率の向上は、グローバル・ソリューション事業の拡大によるものです。一方、既存分野ROICはわずかに減少しましたが、これは投資の回収に時間がかかるためです。

まとめ

NTTグループの業績は堅調であり、特にグローバル・ソリューション事業の拡大が寄与しています。今後も成長分野への投資を続けることで、高い収益性を維持する見通しです。ただし、一部の指標において増減がありますが、全体的に見て好調と言えるでしょう。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。