企業名 | 日本電信電話株式会社 |
---|---|
URL | https://group.ntt/jp/ |
業種 | 情報・通信業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 937950.0 |
所在地 | 千代田区大手町一丁目5番1号 |
企業概要
NTTグループ(当社及び当社の関係会社)は、日本電信電話株式会社(NTT)を中心に、子会社967社および関連会社141社から構成されています。主な事業内容は、総合ICT事業、地域通信事業、グローバル・ソリューション事業です。
各事業の内容と状況
以下に、NTTグループの各事業の内容と現状を説明します。
①総合ICT事業: 携帯電話事業、国内電気通信事業の県間通信サービス、国際通信事業、ソリューション事業など多数のサービスを提供しています。主要な連結子会社には株式会社NTTドコモ、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社などがあります。
②地域通信事業: 主に東日本電信電話株式会社(NTT東日本)と西日本電信電話株式会社(NTT西日本)が地域ごとに通信サービスを提供しています。
③グローバル・ソリューション事業: システムインテグレーション、ネットワークシステム、クラウド、グローバルデータセンターの事業を展開。主要子会社には株式会社NTTデータ、NTT Ltd.などがあります。
④その他: 不動産、エネルギー事業などがあります。
従業員について
NTTグループの従業員についての情報は以下の通りです。
部門 | 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
---|---|---|---|---|
総合ICT事業 | 51,061 | 41.9 | 16.5 | 10,238,323 |
地域通信事業 | 67,193 | |||
グローバル・ソリューション事業 | 193,513 | |||
その他(不動産、エネルギー等) | 26,700 |
関連企業
NTTグループの主要な関連企業には、株式会社NTTドコモ、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社、株式会社NTTデータ、NTT Ltd. などが含まれます。
業績
NTTグループは、2023年度においても高い業績を維持しています。以下に主な業績をまとめます。
指標 | 2023年 | 2024年 | 前期比 |
---|---|---|---|
営業収益 (百万円) | 13,136,194 | 13,374,569 | 1.8% |
税引前利益 (百万円) | 1,817,679 | 1,980,457 | 9.0% |
当社に帰属する当期利益 (百万円) | 1,213,116 | 1,279,521 | 5.5% |
総資産額 (百万円) | 25,308,851 | 29,604,223 | 17.0% |
各指標の増減について
営業収益は1.8%増加し、収益の増加の主な要因は、通信端末機器販売およびシステムインテグレーション事業の収益増加によるものです。税引前利益は9.0%増加し、これは営業利益の増加により、前連結会計年度と比べて金融損益が改善したためです。当社に帰属する当期利益は5.5%増加し、総資産額も17.0%増加しました。
今後の見通し
NTTグループは今後の見通しについて以下のように計画しています。
指標 | 2023年 | 2024年 | 当期比 |
---|---|---|---|
EBITDA | 3兆2,902億円 | 3兆4,181億円 | 3.9% |
海外営業利益率 | 7.3% | 8.6% | 1.3ポイント |
既存分野ROIC | 8.2% | 8.1% | -0.1ポイント |
見通しの増減について
EBITDAの増加は、主に営業利益の増加に基づいており、成長分野の投資が影響しています。海外営業利益率の向上は、グローバル・ソリューション事業の拡大によるものです。一方、既存分野ROICはわずかに減少しましたが、これは投資の回収に時間がかかるためです。
まとめ
NTTグループの業績は堅調であり、特にグローバル・ソリューション事業の拡大が寄与しています。今後も成長分野への投資を続けることで、高い収益性を維持する見通しです。ただし、一部の指標において増減がありますが、全体的に見て好調と言えるでしょう。
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