2024-06-21有価証券報告書 富士古河E&C株式会社

企業名 富士古河E&C株式会社
URL https://www.ffec.co.jp/
業種 建設業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 1970.0
所在地 川崎市幸区堀川町580番地








有価証券報告書解説


企業概要

当社の企業集団は、当社、連結子会社14社、関連会社1社で構成されており、主に電気・空調・情報通信を中心とした建築設備工事・プラント設備工事を手掛けています。親会社は富士電機株式会社であり、富士電機グループの一員として、主に同グループから設備工事を受注しています。

各事業の内容と状況

当社グループは大きく三つのセグメントに分かれています。電気設備工事業は、社会インフラ工事、産業システム工事、発電設備工事などを行っています。空調設備工事業は、産業プロセス空調設備工事や一般空調・衛生設備工事を手掛けます。その他の事業では、物品販売や補修・修理のサービスを提供しています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数 (名)
電気設備工事業 1059
空調設備工事業 1059
その他 1059
全社(共通) 111
合計 1170

従業員数の平均年齢は44.4歳、平均勤続年数は17.7年、平均年間給与は798万円です。

関連企業

当社の親会社は富士電機株式会社です。関連会社には古河電気工業株式会社などがあります。

業績

指標 当期 前期比(%)
完成工事高 (百万円) 103649 17.6%
経常利益 (百万円) 8129 15.9%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 5413 19.3%
包括利益 (百万円) 6016 15.2%
純資産額 (百万円) 42172 12.2%
総資産額 (百万円) 81009 15.4%
1株当たり純資産額 (円) 4614.81 12.5%
1株当たり当期純利益 (円) 602.02 19.3%
自己資本比率 (%) 51.2% -1.4%

各指標の増減について

完成工事高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益、包括利益、純資産額、総資産額、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益など多くの指標でプラス成長が見られました。今回、特にデジタル関連や脱炭素を見据えた設備投資が堅調に推移したことが主要な要因と考えられます。一方で、自己資本比率がやや低下した点には注意が必要です。

今後の見通し

指標 当期 今後の見通し 当期比(%)
完成工事高 (百万円) 103649 105000 1.3%
経常利益 (百万円) 8129 8500 4.6%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 5413 5500 1.6%

見通しの増減について

今後もデジタル関連や脱炭素を見据えた設備投資が堅調に推移することが期待されます。完成工事高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ増加する見込みです。

まとめ

多くの指標で好調な結果を見せた当社ですが、自己資本比率の低下には注意が必要です。総じて、今後もデジタル関連や脱炭素関連の需要が堅調であるため、成長が期待されます。人材確保と育成、DX推進などの取り組みを引き続き重視することで、さらに強固な経営基盤が構築されることを期待しています。アナリスト視点では、現状と見通しともに「好調」と評価できます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。