2024-06-21有価証券報告書 大平洋金属株式会社

企業名 大平洋金属株式会社
URL https://www.pacific-metals.co.jp/index.php
業種 鉄鋼
決算日 3月31日
資本金(百万円) 13922.0
所在地 千代田区大手町一丁目6番1号






有価証券報告書の基本解説

企業概要

当社グループは、当社、連結子会社2社、関連会社9社(持分法適用会社7社、非持分法適用会社2社)及び主要株主1社で構成され、多岐にわたる事業を展開しています。

各事業の内容と状況

主な事業は次の通りです:

  • ニッケル事業: ニッケル鉱石を輸入し、フェロニッケル製品として製錬・販売。
  • ガス事業: 大平洋ガスセンターがガス類を製造・販売。
  • その他: 鋳鍛鋼品や産業機械の仕入・販売。

フェロニッケル事業の収益性が企業の業績に大きく影響しており、関連会社もこの事業に関与しています。

従業員について

事業別従業員数 人数
ニッケル事業 445名
ガス事業 14名
その他 なし
合計 459名

平均年齢は40.9歳、平均勤続年数は18.0年、そして平均年間給与は4,966千円となっています。

関連企業

  • 太平洋興産㈱
  • リオ・チュバ・ニッケル鉱山㈱
  • タガニート鉱山㈱
  • ㈱パシフィックソーワ
  • アミタホールディングス㈱

業績

指標 当期 前期比(%)
売上高 15,521 百万円 -55.5%
経常損失 △2,119 百万円 +57.3%
親会社株主に帰属する当期純損失 △1,074 百万円 +78.6%
包括利益 △2,972 百万円 -41.7%
純資産額 69,060 百万円 -4.1%
総資産額 73,790 百万円 -6.4%
1株当たり純資産額 3,527.21 円 -4.1%
1株当たり当期純損失 △55.10 円 +78.6%

各指標の増減について

売上高は前年から大幅に減少していますが、これは主にニッケル製品の販売数量抑制が影響しています。一方で、経常損失と当期純損失は改善しており、特に棚卸資産の簿価切下げ額の縮小が背景にあります。

今後の見通し

指標 見通し数値 当期比(%)
売上高 20,000 百万円 +28.9%
経常損失 △1,500 百万円 +29.2%
親会社株主に帰属する当期純損失 △500 百万円 +53.5%

見通しの増減について

売上高は増加する見込みですが、価格競争や材料費の高騰が続くため、経常損失と当期純損失は依然として存在します。ただし、損失の縮小が見込まれています。

まとめ

当社グループは、フェロニッケル事業を中心に経営を展開しており、その業績は厳しい市況環境の中で苦しんでいます。しかし、損失の縮小や新規事業の開拓、カーボンニュートラル達成に向けた施策など、改善の兆しも見られます。今後、経営環境がさらに改善されれば、業績回復への道が開けることでしょう。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。