企業名 | 南海辰村建設株式会社 |
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URL | https://www.nantatsu.co.jp/ |
業種 | 建設業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 2000.0 |
所在地 | 大阪市浪速区難波中三丁目5番19号 |
企業概要
当社および当社の関係会社は、建設事業および不動産事業を主な内容としており、親会社の南海電気鉄道株式会社を含めたグループ企業と共に事業活動を展開しています。建設事業では親会社からの受注が多く、連結子会社からの施工協力があります。不動産事業では売買および賃貸活動を行っています。
各事業の内容と状況
建設事業では、受注工事の増加と施工体制の強化を進めています。しかし、建設資材価格の高騰や建設技能労働者の不足が課題となっています。不動産事業では販売用不動産の売却が好調で、収益の向上が見込まれています。
従業員について
従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
---|---|---|---|
438 | 46.2 | 19.5 | 6764 |
セグメント名称 | 従業員数(人) |
---|---|
建設事業 | 395 |
不動産事業 | 3 |
全社(共通) | 40 |
関連企業
主要な関連企業として、親会社の南海電気鉄道株式会社(大阪市浪速区)があり、運輸および不動産事業を展開しています。また、連結子会社である南海建設興業株式会社(大阪府貝塚市)および日本ケーモー工事株式会社(東京都台東区)も建設事業で協力しています。
業績
回次 | 決算年月 | 売上高(百万円) | 経常利益(百万円) | 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 包括利益(百万円) | 純資産額(百万円) | 総資産額(百万円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第77期 | 2020年3月 | 40155 | 2188 | 493 | 439 | 10425 | 33306 |
第78期 | 2021年3月 | 44819 | 1690 | 693 | 920 | 11346 | 35999 |
第79期 | 2022年3月 | 37189 | 1869 | 1310 | 1324 | 12670 | 32445 |
第80期 | 2023年3月 | 42401 | 1824 | 1896 | 1869 | 14453 | 34856 |
第81期 | 2024年3月 | 43626 | 1625 | 1100 | 1406 | 15773 | 30335 |
各指標の増減について
2024年3月期の売上高は前期比 2.9% 増の43,626百万円となりましたが、経常利益は前期比 10.9% 減の16,25百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は前期比 42.0% 減の11億円です。この減少は、建設資材価格の高騰および労務単価の上昇、さらに一部工事の採算性悪化の影響によるものです。
今後の見通し
指標 | 当初目標 | 変更後目標 | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上高(百万円) | 48600 | 51100 | 17.1% |
営業利益(百万円) | 2600 | 2100 | -22.8% |
経常利益(百万円) | 2550 | 2050 | -12.4% |
見通しの増減について
売上高については、官庁工事の受注拡大および新規顧客の獲得が進む見込みです。しかし、営業利益と経常利益については、建設資材価格の高騰や労務単価の上昇、さらに施工体制の強化が必要なことから、減少が見込まれています。
まとめ
当社の2024年3月期の業績は、売上高の増加が見られたものの、経常利益や純利益の減少が顕著でした。主な要因は建設資材と労務費の上昇、一部工事の採算性悪化です。
将来的には、受注競争のさらなる激化が予想される一方で、官庁工事の拡大などによる売上高の増加が見込まれています。総じて、今後の業績は厳しい競争環境にさらされるものの、営業努力とコスト管理の徹底により、収益性の改善が期待されます。
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