2024-06-21有価証券報告書 三菱商事株式会社

企業名 三菱商事株式会社
URL https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/
業種 卸売業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 204446.0
所在地 千代田区丸の内二丁目3番1号





有価証券報告書の解説

企業概要

この企業は多岐にわたる事業領域をカバーしており、天然ガス、総合素材、化学ソリューション、金属資源、産業インフラ、自動車・モビリティ、食品産業、コンシューマー産業、電力ソリューション、複合都市開発など多くの異なる分野で活動しています。

各事業の内容と現状

この企業の各事業の内容と現状について、以下にまとめます。

  • 天然ガス: 世界需要は安定しており、LNG市場は主要市場での価格変動が見られますが、全体的に安定しています。
  • 総合素材: 地域ごとの需要が異なり、北米では堅調、アジア圏では中国景気の影響が見られます。
  • 化学ソリューション: 中国の景気減退と物流費の高騰により、国際製品市況は低迷しています。
  • 金属資源: 原料炭や銅の供給が需給バランスに影響を与え、マーケット構造はタイトです。
  • 産業インフラ: サプライチェーンの混乱やインフレの影響を受けつつも、設備投資需要は底堅く推移しました。
  • 自動車・モビリティ: グローバルに金利高や実体経済の軟化が見られますが、特定地域での販売は好調です。
  • 食品産業: 飼料価格の高止まりや円安によるコスト増が見られますが、事業基盤の強化を進めています。
  • コンシューマー産業: 原材料価格の高騰やインフレの影響がある一方で、需要増を取り込みました。
  • 電力ソリューション: 再生可能エネルギーの普及が進行中で、事業拡大を支持しています。
  • 複合都市開発: 国内外の不動産市場や物流施設の需要が好調です。

従業員について

セグメント 連結従業員数
天然ガス 606
総合素材 9645
化学ソリューション 1623
金属資源 882
産業インフラ 8860
自動車・モビリティ 6380
食品産業 23226
コンシューマー産業 19261
電力ソリューション 5357
複合都市開発 438
その他 3759

関連企業

多くの関連企業があり、主要な関連企業は以下となります。

  • 天然ガス: CUTBANK DAWSON GAS RESOURCES, DGS JAPAN, DIAMOND GAS HOLDINGS, DIAMOND LNG CANADA PARTNERSHIP
  • 総合素材: メタルワン, CAPE FLATTERY SILICA MINES
  • 化学ソリューション: 三菱商事ケミカル, 三菱商事プラスチック
  • 金属資源: ジエコ, 三菱商事RtMジャパン
  • 産業インフラ: 千代田化工建設, 三菱商事マシナリ
  • 自動車・モビリティ: ISUZU UTE AUSTRALIA, TRI PETCH ISUZU SALES
  • 食品産業: 三菱商事ライフサイエンス, CERMAQ
  • コンシューマー産業: エム・シー・ヘルスケア, 三菱商事ファッション
  • 電力ソリューション: 三菱商事エナジーソリューションズ, DIAMOND GENERATING ASIA
  • 複合都市開発: 三菱商事都市開発, DIAMOND REALTY INVESTMENTS
  • その他: 三菱商事フィナンシャルサービス, MC FINANCE & CONSULTING ASIA

業績

項目 当期 (2023年度) 前期比 (%)
収益 (百万円) 19567601 -9.3%
売上総利益 (百万円) 2359709 -7.8%
当期純利益 (百万円) 964034 -18.4%
1株当たり当期純利益 (円) 230.10 -14.7%

各指標の増減について

本年度の収益や利益は、エネルギー価格の下落や一部事業の市況下落の影響を受けて減少しました。また、外国為替の影響や人件費の増加も一因となっています。

今後の見通し

項目 来期予想 (2024年度) 当期比 (%)
収益 (百万円) 21000000 +7.3%
売上総利益 (百万円) 2500000 +6.0%
当期純利益 (百万円) 1050000 +8.8%
1株当たり当期純利益 (円) 250.00 +8.7%

見通しの増減について

エネルギー価格の安定と市場需給バランスの調整により、来期は収益と利益の回復が見込まれています。また、人件費の管理や効率化を進めているため、利益率の改善が見られるでしょう。

まとめ

この企業は多岐にわたる事業分野で活動しており、各事業の動向が全体の業績に影響を与えています。2023年度は業績が低下しましたが、2024年度は収益と利益の回復が予想されています。引き続き市場の変動に対応しながら、持続可能な成長を目指すことが期待されます。

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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。