企業名 | ヤスハラケミカル株式会社 |
---|---|
URL | https://www.yschem.co.jp/ |
業種 | 化学 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 1789.0 |
所在地 | 府中市高木町1071番地 |
企業概要
この企業は、テルペン化学製品、ホットメルト接着剤及びラミネート品の製造・販売を主な業務としております。これらの製品は、粘着・接着剤、ゴム・プラスチックの改質材、香料原料、洗浄剤、電子材料、医薬原料などに応用されています。
各事業の内容と状況
企業は3つの主要事業を展開しています。
- テルペン化学製品: 主に、粘着・接着用樹脂および化成品を製造・販売。2024年3月期の売上高は9,842百万円(前年同期比11.5%増)、営業利益は1,632百万円(同52.9%増)でした。
- ホットメルト接着剤: 主に、食品用等のホットメルト型接着剤を製造・販売。2024年3月期の売上高は2,853百万円(前年同期比12.2%増)、営業損失は59百万円でした(前年同期比営業損失51百万円)。
- ラミネート品: 主に、光沢化工紙用等のラミネートフィルムを製造・販売。2024年3月期の売上高は497百万円(前年同期比3.2%減)、営業損失は5百万円でした(前年同期比営業利益30百万円)。
従業員について
従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
---|---|---|---|
232 | 46.1 | 23.1 | 6,784,142 |
従業員は主に以下のセグメントに分けられます。
セグメントの名称 | 従業員数(人) |
---|---|
テルペン化学製品 | 138 |
ホットメルト接着剤 | 49 |
ラミネート品 | 9 |
全社(共通) | 36 |
合計 | 232 |
関連企業
該当事項はありません。
業績
項目 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上高(百万円) | 11,883 | 13,192 | +11.0% |
経常利益(百万円) | 625 | 1,173 | +87.6% |
当期純利益(百万円) | 669 | 583 | -12.9% |
各指標の増減について
売上高は粘着・接着用樹脂および電子材料分野の化成品が好調だったため、前年同期比11.0%増となりました。経常利益も前年同期比87.6%増で、固定資産減損損失が要因となりました。しかし、ホットメルト事業の生産設備の減損損失が影響し、当期純利益は12.9%減少しました。
今後の見通し
項目 | 2024年3月期 | 2025年3月期見通し | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上高(百万円) | 13,192 | 13,800 | +4.6% |
経常利益(百万円) | 1,173 | 1,250 | +6.6% |
当期純利益(百万円) | 583 | 600 | +2.9% |
見通しの増減について
2025年3月期の売上高は4.6%、経常利益は6.6%、当期純利益は2.9%の増加を見込んでいます。この見通しは、電子材料や環境分野向け製品の需要増加を柱とした戦略的展開を反映しています。
まとめ
テルペン化学製品やホットメルト接着剤、ラミネート品を手掛ける企業として、2024年3月期には売上高、経常利益ともに大幅な増加を記録しました。特にテルペン化学製品の需要増加がパフォーマンスを牽引しました。一方で、ホットメルト事業における減損損失が当期純利益にネガティブな影響を与えました。2025年3月期も引き続き好調が続く見込みですが、エネルギー価格の動向など外部環境の変化に対する慎重な対応が求められます。金融アナリストとしては、同社の環境・エネルギー分野への戦略的展開に期待を持ちつつも、リスク要因に対するモニタリングを継続して評価する必要があると感じています。
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