| 企業名 | フジオーゼックス株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.oozx.co.jp/ |
| 業種 | 輸送用機器 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 3018.0 |
| 所在地 | 菊川市三沢１５００番地の６０ |
企業概要
当社グループは自動車部品製造事業を中心に、８つの子会社を通じて、多様な製品を提供しています。自動車部品製造事業の他に、リチウムイオン電池等に関連するセパレータフィルムの製造装置に利用される金属ロールやシャフトの製造なども手がけています。
各事業の内容と状況
自動車部品製造事業においては、主要な製品としてエンジンバルブ、バルブシート、コッタ、ローテータ、リテーナ、機械等の製造、販売を行っています。現在の業績は半導体不足の影響が徐々に薄れ、売上が回復傾向にあります。その他の新規事業としては、リチウムイオン電池関連の事業やブランドミニトマト栽培など、多岐にわたる展開を目指しています。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（人） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（千円） |
|---|---|---|---|---|
| 自動車部品製造事業 | 546 | 39.1 | 15.9 | 6121 |
| その他 | – | – | – | – |
| 合計 | 546 | 39.1 | 15.9 | 6121 |
従業員の平均年齢は39.1歳、平均勤続年数は15.9年、平均年間給与は6,121千円です。労働環境は比較的安定しており、育児休業取得率も高く、働きやすい環境が整っています。
関連企業
主要な関連企業としては以下が挙げられます：
- 大同特殊鋼株式会社 – 特殊鋼の供給元
- 株式会社テトス – 従業員の福利厚生を担当
- 株式会社ジャトス – 流通および顧客への製品の梱包・輸送を担当
- オーゼックステクノ株式会社 – 自動車部品の金型等の製作および技術サービス
業績
| 年度 | 売上高（千円） | 経常利益（千円） | 当期純利益（千円） | 包括利益（千円） | 総資産額（千円） | 純資産額（千円） |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020年3月 | 22,793,983 | 669,310 | 385,552 | 245,611 | 37,240,224 | 25,743,601 |
| 2021年3月 | 19,121,093 | 827,574 | 613,594 | 618,558 | 35,973,005 | 25,740,350 |
| 2022年3月 | 22,269,200 | 1,784,336 | 985,251 | 1,893,274 | 34,672,029 | 27,361,502 |
| 2023年3月 | 21,606,128 | 1,051,689 | 594,950 | 770,564 | 34,238,525 | 27,865,002 |
| 2024年3月 | 23,381,509 | 1,928,348 | 1,931,402 | 2,610,146 | 36,528,726 | 30,135,863 |
当期の売上高は23,381,509千円で、前年同期比8.2%の増加となりました（8.2%）。経常利益も1,928,348千円で前年同期比83.5%増（83.5%）、親会社株主に帰属する当期純利益も1,931,402千円で前年同期比224.6%増（224.6%）となっています。
各指標の増減について
売上高や経常利益の増加の主な要因としては、半導体不足の解消と自動車メーカーの生産回復が挙げられます。また、コスト削減と効率的な運営が利益の増加に大きく貢献しました。
今後の見通し
| 年度 | 売上高（千円） | 経常利益（千円） | 当期純利益（千円） | 包括利益（千円） |
|---|---|---|---|---|
| 2025年3月 | 25,000,000 | 2,000,000 | 2,000,000 | 2,700,000 |
2025年3月期の見通しとしては、売上高25,000,000千円、経常利益2,000,000千円、当期純利益2,000,000千円、包括利益2,700,000千円を目指しています。各数値の詳細については、適時報告される予定です。
見通しの増減について
今後の見通しとして、半導体不足の完全な解消、自動車業界のEV化の進展、そして新規事業の成長が期待されます。しかし、地政学的リスクや原材料価格の上昇など不確定要因も存在します。
まとめ
当社グループの業績は、売上高、経常利益、当期純利益共に回復しており、今後も更なる成長が見込まれます。特にEV化の進展や新規事業の展開が鍵となりそうです。投資家としては、一時的な市場の変動リスクを踏まえつつ、長期的な成長見通しを注視する必要があります。
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