| 企業名 | 西日本旅客鉄道株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.westjr.co.jp/ |
| 業種 | 陸運業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 100000.0 |
| 所在地 | 大阪市北区芝田二丁目４番２４号 |
企業概要
当社及び当社の関係会社（子会社143社及び関連会社22社）は、鉄道事業、流通業、不動産業、旅行・地域ソリューション業及びその他の事業を展開しています。具体的には、鉄道事業では主に北陸、近畿、中国、九州北部のエリアで新幹線と在来線の特急を運営しています。また、流通業では主要駅の物販・飲食業を、さらに不動産業ではショッピングセンター運営や賃貸事業を行っています。
各事業の内容と状況
モビリティ業
鉄道事業を中心に展開し、新幹線や在来線の特急サービスを提供。今後は北陸新幹線金沢・敦賀間の開業を控えています。安全性向上のための設備投資も積極的に行っています。
流通業
主要駅での物販や飲食業を展開。新たにオープンした店舗や既存店舗のリニューアルにより、利用者数拡大を図っています。
不動産業
ショッピングセンター運営業、ホテル業を含む幅広い不動産事業を展開。特に駅ビルの運営が強みであり、利用者数も堅調に推移しています。
旅行・地域ソリューション業
旅行業を中心に、地域の社会課題解決にも貢献しています。楽天トラベルとの提携などでサービス範囲を拡大しています。
従業員について
| セグメント | 従業員数 | 平均臨時雇用人員数 |
|---|---|---|
| モビリティ業 | 34,934 | 5,970 |
| 流通業 | 2,502 | 3,208 |
| 不動産業 | 2,929 | 535 |
| 旅行・地域ソリューション業 | 1,895 | 137 |
| その他 | 3,106 | 609 |
| 合計 | 44,366 | 10,459 |
関連企業
関連企業として、JR西日本不動産開発、京都駅ビル開発、大阪ターミナルビルなどが挙げられます。これらの企業は主に不動産賃貸業を行い、鉄道事業を補完する重要な存在です。
業績
| 項目 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 営業収益 (百万円) | 1,395,531 | 1,635,023 | +17.2% |
| 経常利益 (百万円) | 73,619 | 167,382 | +127.4% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 88,528 | 98,761 | +11.6% |
各指標の増減について
営業収益は新型コロナウイルス感染症の影響が縮小し、利用者数が増加したことから前期比17.2%の増加となりました。経常利益は収益の増加と費用の抑制により127.4%増加しました。親会社株主に帰属する当期純利益も11.6%増加しましたが、これは税制特例の反動があったためです。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月 | 今後の見通し | 当期比 |
|---|---|---|---|
| 営業収益 (百万円) | 1,635,023 | 1,800,000 | +10.1% |
| 経常利益 (百万円) | 167,382 | 200,000 | +19.5% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 98,761 | 110,000 | +11.3% |
見通しの増減について
今後の見通しとしては、北陸新幹線金沢・敦賀間の開業やインバウンド需要の取り込みにより、各指標ともに増加する見込みです。また、鉄道の安全性向上とサービス拡充のための投資も進められ、鉄道事業の収益性が向上すると期待されています。
まとめ
当社の現在の業績は回復基調にあり、特に鉄道事業は新型コロナウイルス感染症の影響を脱しつつあります。今後も北陸新幹線の開業や新たな店舗展開などにより、成長が見込まれます。アナリストの視点から見ても、全体的に好調な状況が続くと予測されます。
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