企業名 | 株式会社タクミナ |
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URL | https://www.tacmina.co.jp/ |
業種 | 機械 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 893.0 |
所在地 | 大阪市中央区淡路町二丁目2番14号 |
企業概要
当社グループは、株式会社タクミナ及び子会社2社、関連会社1社で構成されており、高性能ソリューションポンプ、汎用型薬液注入ポンプ、ケミカル移送ポンプ、計測機器・装置などの製造と販売を行っています。主な使用分野は環境保全、水処理、ケミカル、電子材料、滅菌などです。
各事業の内容と状況
当社グループは以下のような事業を展開しています。
- 高性能ソリューションポンプ: スムーズフローポンプなど、無脈動で高精度な送液を実現するポンプを提供。
- 汎用型薬液注入ポンプ: ソレノイド駆動定量ポンプなど、液体を吸い込み・吐出するポンプを提供。
- ケミカル移送ポンプ: エア駆動ダイヤフラムポンプなど、薬品・原料等を短時間で大量に移送するポンプを提供。
- 計測機器・装置: pH計、自動塩素滅菌装置など、水質管理に役立つ製品を提供。
- 流体機器: 混合装置や攪拌機などの周辺機器を提供。
- ケミカルタンク: 各種薬液の保管用タンクを提供。
各事業ともに順調に推移しており、特に「高性能ソリューションポンプ」と「汎用型薬液注入ポンプ」の売上が堅調に増加しています。
従業員について
会社全体の従業員数 | 318人(内、平均臨時雇用者数31人含む) |
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平均年齢 | 40.4歳 |
平均勤続年数 | 14.7年 |
平均年間給与 | 669万円 |
グループ全体ではポンプ事業の単一セグメントで営業部門161人、生産部門105人、管理部門及び研究開発部門52人で構成されています。
関連企業
名称 | 住所 | 資本金(千円) | 主要な事業内容 | 議決権の所有割合(%) |
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TACMINA USA CORPORATION | アメリカ合衆国 イリノイ州 | 376,464 | ポンプ事業 | 100 |
TACMINA KOREA CO.,LTD. | 大韓民国 京畿道安養市 | 17,210 | ポンプ事業 | 100 |
タクミナエンジニアリング株式会社 | 東京都豊島区 | 15,000 | ポンプ事業 | 20 |
主要な関連企業として、米国と韓国に子会社があり、ポンプ事業を展開しています。また、タクミナエンジニアリング株式会社は当社製品のメンテナンス及び販売を行っています。
業績
指標 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比% |
---|---|---|---|---|---|---|
売上高(千円) | 8,414,614 | 8,269,988 | 8,676,443 | 9,744,697 | 11,015,511 | 13.0 |
経常利益(千円) | 1,017,362 | 846,657 | 1,266,277 | 1,475,716 | 1,611,898 | 9.2 |
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) | 714,687 | 589,824 | 880,311 | 1,060,343 | 1,195,534 | 12.7 |
包括利益(千円) | 661,196 | 672,038 | 928,855 | 1,163,507 | 1,426,852 | 22.6 |
純資産額(千円) | 7,139,429 | 7,509,503 | 8,117,604 | 8,971,791 | 10,023,186 | 11.7 |
総資産額(千円) | 10,948,926 | 11,432,670 | 12,092,239 | 13,713,724 | 14,907,613 | 8.7 |
各指標の増減について
売上高は前年同期比13.0%増加し、11,015百万円となりました。経常利益も前年同期比9.2%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益は12.7%増加しました。これらの増加は、主に国内外の市場需要が堅調に推移したこと、特に高性能ソリューションポンプの売上拡大が寄与しました。
今後の見通し
指標 | 2024年3月 | 2025年3月予想 | 当期比% |
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売上高 | 11,015,511千円 | 12,200,000千円 | 10.8 |
経常利益 | 1,611,898千円 | 1,800,000千円 | 11.7 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,195,534千円 | 1,350,000千円 | 12.9 |
見通しの増減について
見通しでは売上高が10.8%増加し、12,200百万円になると予想されています。これにより、経常利益は11.7%、親会社株主に帰属する当期純利益も12.9%増加する見込みです。主な要因としては、持続的な国内外の市場拡大と新製品の投入が挙げられます。
まとめ
株式会社タクミナの業績は安定しており、特に高性能ソリューションポンプ事業が顕著な成長を見せています。国内外での市場拡大が継続され、今後も堅調な業績が見込まれます。アナリストとしての見解では、現在の業績と今後の見通しを踏まえると、好調な状況が続くと評価できます。
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