2024-06-20有価証券報告書 株式会社コラボス

企業名 株式会社コラボス
URL https://www.collabos.com/
業種 情報・通信業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 324.0
所在地 千代田区三番町8-1 三番町東急ビル8階







有価証券報告書の解説記事


企業概要

当社は、クライアントのコールセンターおよびマーケティング活動を支援するクラウドサービスを提供しております。主なサービスにはIP電話交換機システムや顧客情報管理システムがあり、月額料金制で提供されています。このクラウドサービスにより、企業は大規模な設備投資を必要とせず、コスト削減および導入期間の短縮が可能になります。

各事業の内容と状況

当社の主要サービスには以下の3つがあります:

  • @nyplace: 国内外で高いシェアを誇るAVAYA社製IP電話交換機を採用した高機能なコールセンターシステム。
  • COLLABOS PHONE: 小・中規模コールセンター向けのAsteriskベースで開発された自社製コールセンターシステム。
  • VLOOM: AWSプラットフォームを使用した完全冗長化構成の自社開発AIコールセンターシステム。

これらのサービスはテレマーケティング事業者やBPO事業者をはじめ、様々な業種の企業に導入されており、規模を問わず幅広く利用されています。

従業員について

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円) 2024年3月31日現在
96 36.15 6.0 4856

当社の労働組合はなく、労使委員会を設けて円滑な労使関係を維持しています。また、管理職に占める女性の割合は20.0%です。

関連企業

当社は株式会社ギークフィードを含む関連企業を持っています。

業績

指標 当期 前期 前期比(%)
売上高(千円) 2,153,973 2,348,665 -8.3%
営業利益(千円) -294,326 101,439 -390.1%
経常利益(千円) -276,410 100,313 -375.7%
当期純利益(千円) -798,320 67,861 -1276.3%

各指標の増減について

当期の売上高は前期比8.3%減少しました。これは主にコアサービスである「@nyplace」における大型案件の減席や、新サービス「VLOOM」のリリースの遅延が影響しました。また、営業利益と経常利益もそれぞれ減少し、特に新サービスの開発費用が先行した影響が大きかったです。

今後の見通し

指標 次期見通し 当期 当期比(%)
売上高(千円) 2,350,000 2,153,973 +9.1%
営業利益(千円) 50,000 -294,326 +116.6%
経常利益(千円) 45,000 -276,410 +116.3%
当期純利益(千円) 20,000 -798,320 +102.5%

見通しの増減について

次期に向けて売上高は9.1%増加の見通しです。これは新サービス「VLOOM」と「GROWCE」の展開が本格化することを見込んでいます。また、営業利益と経常利益も大幅な改善を見込んでいます。

まとめ

当社の今期の業績は売上減少に伴い、収益面で苦戦しました。しかし次期に向けて新サービスの本格展開が始まり、業績回復の兆しがあります。従業員の平均年齢が若く、技術力も高いため、これからの成長が期待されます。全体として好調とは言えませんが、見通しは良い傾向にあります。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。