企業名 | 株式会社エフ・シー・シー |
---|---|
URL | https://www.fcc-net.co.jp/ |
業種 | 輸送用機器 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 4175.0 |
所在地 | 浜松市浜名区細江町中川7000番地の36 |
企業概要
当社グループは、二輪事業、四輪事業および非モビリティ事業を主として展開しています。社名は多くの関連会社を通じてグローバルにビジネスを展開しており、主要な製品にはクラッチやEV/CASE領域の製品があります。
各事業の内容と状況
二輪事業: 主にオートバイ、スクーター、ATV(バギー)等のクラッチおよびEV/CASE領域の製品を製造・販売しています。インドやインドネシアでの需要が堅調で、基幹クラッチ事業での収益が最大化。しかし、更なる拡販活動と高付加価値技術の発展が今後の課題です。
四輪事業: マニュアル車、オートマチック車等のクラッチおよびEV/CASE領域の製品を製造・販売しています。米国市場の回復により収益が増加しましたが、EV動向を見据えた生産体制の最適化が必要とされています。
非モビリティ事業: 環境・エネルギー分野等の製品の製造・販売およびサービスの提供を行っています。新たにセラミックセッターやLiB用導電助剤の量産ラインの準備を進めており、コア技術の融合と積極的な協業を推進中です。
従業員について
セグメント | 従業員数 | 臨時雇用者数 |
---|---|---|
二輪事業 | 4585 | 3647 |
四輪事業 | 3098 | 391 |
非モビリティ事業 | 136 | 50 |
提出会社全体の従業員数は1049人で、平均年齢は43.6歳、平均勤続年数は19.1年、平均年間給与は711万円です。
関連企業
- 本田技研工業㈱(主要な取引先)
- FCC(North Carolina), LLC(米国)
- FCC(THAILAND)CO., LTD.(タイ)
- FCC AUTOMOTIVE PARTS DE MEXICO, S.A. DE C.V.(メキシコ)
- など、多くのグループ企業があります。
業績
指標 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上収益(百万円) | 218,939 | 240,283 | 9.7% |
税引前当期利益(百万円) | 13,641 | 19,169 | 40.5% |
親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円) | 9,566 | 12,231 | 27.9% |
営業活動によるキャッシュ・フロー(百万円) | 21,014 | 35,383 | 68.3% |
各指標の増減について
売上収益はインドやインドネシアの販売増と円安の影響で増加しました。税引前当期利益と当期利益も同様の理由で増加しましたが、研究開発費や販管費の増加が一部のセグメントで見られました。キャッシュ・フローの増加は主に営業活動によるもので、特に税引前利益と減価償却費の増加が寄与しました。
今後の見通し
指標 | 2024年3月 | 予測値 | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上収益(百万円) | 240,283 | 250,500 | 4.2% |
税引前当期利益(百万円) | 19,169 | 20,000 | 4.3% |
親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円) | 12,231 | 13,000 | 6.3% |
営業活動によるキャッシュ・フロー(百万円) | 35,383 | 36,000 | 1.7% |
見通しの増減について
売上収益はインドやインドネシア、米国市場の持続的な需要増加により増加が見込まれています。税引前当期利益と当期利益も同様に増加すると予測されており、営業活動によるキャッシュ・フローも堅調に推移する見込みです。
まとめ
当社グループは、基幹クラッチ事業の収益力向上に加え、新規事業への積極的な投資を通じて持続的な企業価値の向上を目指しています。現状の業績は好調であり、特に二輪事業と四輪事業での収益が顕著です。今後の見通しについても、成長が見込まれており、投資家にとっては魅力的な投資対象となる可能性があります。
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