2024-06-20有価証券報告書 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート

企業名 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート
URL https://www.intra-mart.jp/
業種 情報・通信業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 516.0
所在地 港区赤坂四丁目15番1号







有価証券報告書の概要解説

企業概要

当社グループは、AIをはじめとするデジタル技術を駆使し、迅速なアプリケーション開発が可能なエンタープライズ・ローコードプラットフォームの開発・販売を主軸としています。業務アプリケーションやクラウドサービス(SaaS)を提供し、製品導入のコンサルティングや教育支援、システム構築も行っている企業です。

各事業の内容と状況

事業は「ソフトウェア事業」と「サービス事業」の二つのセグメントから構成されています。

ソフトウェア事業

主力製品「intra-mart Accel Platform(iAP)」は、ローコード開発により迅速なシステム構築を可能にします。クラウド版の「Accel-Mart」も提供しており、顧客の多様なニーズに応えています。

サービス事業

製品導入支援を中心に、コンサルティングサービスやDX人材育成、システム構築を行っています。特約店パートナーと協力し、広範囲にサービスを提供しています。

従業員について

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
295 35.2 5.6 6816

従業員数は前年度比で53名増加しており、特にサービス事業において増加が見られます。

関連企業

当社の親会社は日本電信電話株式会社(NTT)で、そのグループ企業であるNTTデータ株式会社とも強い連携があります。さらに、子会社として東京や上海に拠点を持つ企業が存在し、グローバルに事業を展開しています。

業績

年度 売上高 (千円) 経常利益 (千円) 純利益 (千円) 包括利益 (千円)
2024年3月 9,257,866 402,041 350,128 349,908
前期比 (%) 16.2% -47.4% -12.3% -12.3%

各指標の増減について

2024年度の売上高は前年同期比16.2%の増加を示しましたが、経常利益と純利益はそれぞれ 47.4%および 12.3% の減少となりました。これは新規顧客のサブスクリプション型ライセンス導入の遅れなどが影響しています。

今後の見通し

指標 来期予測 (千円) 当期比 (%)
売上高 9,800,000 5.9%
経常利益 450,000 11.9%
純利益 380,000 8.5%

見通しの増減について

2025年度の売上高は5.9%の増加、経常利益は11.9%の増加、純利益は8.5%の増加と見込まれています。これはサブスクリプション型ライセンスのプロモーション強化や、サービス事業の拡大が理由です。

まとめ

総じて、当社グループは売上高の成長を維持しつつあるものの、経常利益と純利益は減少傾向にありました。今後はサブスクリプション型ライセンスの強化による収益性の向上が期待されます。従業員数の増加や持続可能な成長戦略を実施し、今後の業績回復に向けた施策が具体化されていることから、現状は「横ばい」と評価できます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。