2024-06-20有価証券報告書 株式会社ゆうちょ銀行

企業名 株式会社ゆうちょ銀行
URL https://www.jp-bank.japanpost.jp/
業種 銀行業
決算日 3月末日
資本金(百万円) 3500000.0
所在地 千代田区丸の内二丁目7番2号







有価証券報告書の解説

企業概要

1871年創設の日本郵便システムを起源とし、郵便貯金・郵便為替事業から始まった企業で、2007年に民営化された日本郵政グループの一員として運営されています。主要事業は銀行業務で、預金(貯金)業務、貸出業務、有価証券投資業務、為替業務、住宅ローンの媒介業務などを行っています。

各事業の内容と状況

主な事業: 銀行業務全般を扱い、個人貯金の運用、シンジケートローン、有価証券投資、住宅ローン媒介、クレジットカード等があり、郵便局ネットワークを活用した広範な金融サービスを提供しています。

従業員について

2024年3月31日時点の従業員数は以下の通りです。

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
11,345 45.2 20.7 7,116

関連企業

関連会社として以下の企業があります。

名称 住所 資本金(百万円) 主要な事業内容
日本郵政株式会社 東京都千代田区 35,000 持株会社
ゆうちょローンセンター株式会社 東京都墨田区 2,000 信用保証業務及び事務代行業務
JPインベストメント株式会社 東京都千代田区 750 投資運用業務及び投資助言業務

業績

以下に2024年度の業績と前年度比を示します。

指標 2024年 2023年 前期比(%)
経常収益(百万円) 2,650,083 2,053,137 +29.09%
経常利益(百万円) 494,819 448,242 +10.39%
当期純利益(百万円) 354,303 324,607 +9.14%
総資産額(百万円) 233,854,645 229,545,202 +1.88%
純資産額(百万円) 9,661,272 9,608,979 +0.54%
自己資本比率(%) 4.13 4.18 -1.20%

各指標の増減について

経常収益と利益が増加した要因として、金融市場の回復に伴う有価証券運用の収益が挙げられます。一方、自社株買い等の影響で純資産額は微増に留まっています。自己資本比率のわずかな減少は市場状況と調達コストの変動によるものです。

今後の見通し

指標 2025年予測 2024年 当期比(%)
経常収益(百万円) 2,800,000 2,650,083 +5.66%
経常利益(百万円) 520,000 494,819 +5.09%
当期純利益(百万円) 370,000 354,303 +4.43%

見通しの増減について

経常収益と利益の増加が見込まれる背景には、国内経済の回復基調と、新たな金融商品・サービスの拡充があります。これにより、2025年度の業績も堅調に推移すると予想されています。

まとめ

本企業は、確固たる財務基盤と広範なサービス網を持ち、堅実な成長を続けています。現状では安定した収益の確保が見込まれており、今後の成長も期待されます。特に、リテールビジネスとマーケットビジネス、Σビジネスの3つの成長エンジンを活かし、持続的な成長を目指す戦略が奏功する見通しです。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。