| 企業名 | 株式会社 植松商会 |
|---|---|
| URL | https://uematsushokai.jp/ |
| 業種 | 卸売業 |
| 決算日 | 3月20日 |
| 資本金（百万円） | 1017.0 |
| 所在地 | 仙台市若林区卸町三丁目７番地の５ |
企業概要
当社は主に機械、工具及び産業機械・器具の仕入れおよび販売を東北地域を中心に行う企業です。取扱商品は多岐にわたり、金属工作機械や切削工具、コンプレッサーなどの油・空圧機器、伝導機器、その他の鋼材やOA機器などがあります。
各事業の内容と状況
当社の事業は主に以下の5つのカテゴリーに分かれています。
- 機械: 金属工作機械、鍛圧機械、自動プログラミング、鉄骨機械関連。
- 工具: 切削工具、作業工具、測定工具・機器、ツーリング工作用機器、電動工具、空気工具など多岐にわたる。
- 産機: 原動機、油・空圧機器、コンプレッサー、省力化、省エネ機器、荷役・搬送機器、溶接機、さらには環境改善機器。
- 伝導機器: 軸受、伝動機、変・減速機など。
- その他: 鋼材、OA機器、食品関連機器、家電品、季節商品など。
これらの商品の販売状況は好調で、特に自動車の生産回復や設備投資の需要増加が業績に寄与しました。
従業員について
当社の従業員数や平均年齢、平均給与などは以下の通りです。
| 従業員数（人） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（円） | |
|---|---|---|---|---|
| 2024年3月20日現在 | 75（臨時14人） | 40.3 | 14.8 | 5,415,302 |
なお、当社は労働組合が結成されておらず、労使関係は円満に推移しています。
関連企業
当社には関連企業が存在しません。
業績
当期の各業績の数値は以下の通りです。
| 項目 | 数値（百万円） | 前期比(%) |
|---|---|---|
| 売上高 | 7,254 | 12.4 |
| 営業利益 | 92 | 161.0 |
| 経常利益 | 167 | 59.9 |
| 当期純利益 | 112 | 181.0 |
各指標の増減について
売上高は自動車の生産回復や設備需要の増加が主因となり、前年同期比12.4％増加しました。営業利益は販売費及び一般管理費の増加（主に人件費の上昇）にもかかわらず増収効果で161.0％増加しました。経常利益は売上増加とコスト管理の成功により59.9％増加し、当期純利益は特別利益の計上等により前年同期比181.0％増加しました。
今後の見通し
今後の見通しについて、各指標の数値と前期比は以下の通りです。
| 項目 | 数値（百万円） | 当期比(%) |
|---|---|---|
| 売上高 | 6,650 | -8.3 |
| 営業利益 | 50 | -46.0 |
| 経常利益 | 120 | -28.5 |
| 当期純利益 | 83 | -25.9 |
見通しの増減について
売上高については、一部資材の供給遅れや激しい企業間競争が見込まれるため、前期比で8.3％減少する見通しです。営業利益・経常利益も前期の増加分を踏まえ、現実的な数値を設定しており、それぞれ46.0％、28.5％の減少と見込んでいます。当期純利益も25.9％減少の見込みです。
まとめ
この企業は、自動車や設備投資の需要に伴い、前期は好調な業績を上げました。しかし、今後の見通しは国際情勢の不安定さや激しい企業間競争を考慮して現実的な数値が設定されています。アナリストとしては、企業の柔軟な対応力や新たなビジネスチャンス（EV化やAI・IoTの進展など）に期待を寄せつつも、慎重な資金管理が求められる状況であると評価します。
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