| 企業名 | 東邦チタニウム株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.toho-titanium.co.jp/ |
| 業種 | 非鉄金属 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 11963.0 |
| 所在地 | 横浜市西区南幸一丁目１番１号 |
企業概要
当社グループは、親会社であるENESOSホールディングス株式会社、その子会社のJX金属株式会社を中心としたグループ企業です。
主な事業は金属チタン事業、触媒事業、化学品事業で構成され、これらの原料の加工や販売を行っています。また、関係会社として、トーホーテック株式会社、Toho Titanium America Co.,Ltd.、Advanced Metal Industries Cluster and Toho Titanium Metal Co.,Ltd などがあります。
各事業の内容と状況
各事業の環境と現況は以下の通りです:
金属チタン事業
航空機向けのチタン需要が堅調に推移しています。特にロシアからの調達回避により、他の生産国に対する需要が急拡大しています。若松工場及び茅ヶ崎工場での生産能力増強計画を進めています。
触媒事業
プロピレン重合用触媒の需要は中長期的には拡大が予測されていますが、現在は中国経済の影響で低迷しています。将来的な増産計画を進行中です。
化学品事業
MLCC用の超微粉ニッケルの需要も景気の動きに左右されるため波がありますが、中長期的な成長が期待されています。新工場の建設に向けて進めています。
従業員について
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 従業員数(人) | 1140 |
| 平均年齢(歳) | 41.5 |
| 平均勤続年数(年) | 14.7 |
| 平均年間給与(千円) | 6908 |
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです:
- トーホーテック株式会社
- Toho Titanium America Co.,Ltd.
- 東邦マテリアル株式会社
業績
| 項目 | 数値 | 前期比(%) |
|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 78404 | ▲2.4 |
| 経常利益(百万円) | 6273 | ▲40.4 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 4951 | ▲34.0 |
| 包括利益(百万円) | 5183 | ▲31.3 |
各指標の増減について
経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益、包括利益など、全体的に利益が前年よりも減少しています。これは主に触媒や化学品事業での販売不振と材料費の高騰が原因です。
今後の見通し
| 項目 | 今後の予測数値 | 当期比(%) |
|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 86000 | +9.7 |
| 経常利益(百万円) | 7200 | +14.8 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 5600 | +13.1 |
| 包括利益(百万円) | 5850 | +12.8 |
見通しの増減について
各指標の数値増加が予測されています。これは航空機向けチタン需要の増加と原材料コストの安定化が見込まれるためです。また、新たな市場開拓と技術革新によるコスト効率化も進めています。
まとめ
当社は金属チタン、触媒、化学品事業において強固な基盤を持っています。現在は触媒や化学品事業の不振と高材料費が重荷となっていますが、航空機向けチタン需要が堅調であり、来期以降の業績向上が期待されています。全体としては、今後の見通しは好調と評価できるでしょう。
AI判定による類似企業・競合TOP10
| No.2 | 株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ |
| No.3 | 株式会社ＵＥＸ |
| No.4 | 第一稀元素化学工業株式会社 |
| No.5 | チタン工業株式会社 |
| No.6 | 新報国マテリアル株式会社 |
| No.7 | アルコニックス株式会社 |
| No.8 | テイカ株式会社 |
| No.9 | 東洋炭素株式会社 |
| No.10 | 堺化学工業株式会社 |
※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。
