企業名 | 東京エレクトロンデバイス株式会社 |
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URL | https://www.teldevice.co.jp/ |
業種 | 卸売業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 2495.0 |
所在地 | 横浜市神奈川区金港町1番地4 |
企業概要
この企業は大手エレクトロニクスメーカー向けに集積回路を中心とした半導体製品、ボード・電子部品、ソフトウェア・サービスの販売、ネットワーク関連製品の販売および保守・監視サービスを提供しています。特にAIやEV向けの需要は着実に増加しており、技術革新が進む中での顧客のDX化やサイバーセキュリティも重点分野として取り組んでいます。
各事業の内容と状況
半導体及び電子デバイス事業: 半導体製品、ボード・電子部品、ソフトウェア・サービスの販売、プライベートブランド(PB)製品の製造・販売を行っています。最近では、自動運転やAI用ハードウェアの需要が伸びており、当社の取り扱う製品のニーズも高まっています。
コンピュータシステム関連事業: ネットワーク関連製品、ストレージ関連製品、セキュリティ関連製品の販売および保守・監視サービスを提供しています。企業のIT投資ニーズに応じ、セキュリティ対策やクラウドサービスの需要が増加しています。
従業員について
従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
---|---|---|---|
1038 | 45.7 | 14.6 | 10223923 |
従業員数は増加傾向にあり、労使関係も円満で平均年齢は45.7歳、平均年間給与は約1022万円となっています。
関連企業
関連企業としては、以下の企業が主要です。
- 株式会社ファースト(神奈川県大和市) – ファクトリーオートメーション向け汎用画像処理装置の開発・設計・製造・販売等
- 東京エレクトロンデバイス長崎株式会社(長崎県諫早市) – 電子機器の開発・設計・製造・販売等
- TOKYO ELECTRON DEVICE ASIA PACIFIC LTD.(香港) – 半導体関連製品の販売等
業績
項目 | 2023年度 | 2024年度 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上高 (百万円) | 240,350 | 242,888 | 1.1% |
経常利益 (百万円) | 12,478 | 13,922 | 11.6% |
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 8,778 | 9,986 | 13.8% |
包括利益 (百万円) | 9,421 | 11,222 | 19.1% |
各指標の増減について
売上高は1.1%の微増となり、経常利益は11.6%増加しました。親会社株主に帰属する当期純利益は13.8%増加し、包括利益は19.1%増加しました。これらの成績向上は、車載向け半導体製品や産業機器向け設計・量産受託サービスの好調に加え、中国市場の停滞をカバーするための施策が功を奏したためです。
今後の見通し
項目 | 2024年度 | 2025年度予想 | 当期比(%) |
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売上高 (百万円) | 242,888 | 230,000 | -5.3% |
経常利益 (百万円) | 13,922 | 12,700 | -8.8% |
見通しの増減について
2025年度の見通しでは、売上高が前期比で5.3%減少し、経常利益も8.8%減少する予測です。これは、サプライチェーンの在庫調整が予想以上に時間がかかっていることや、中国市場の停滞が続く懸念によるものです。一方で、新規顧客商権の拡大によって後半からの回復が期待されています。
まとめ
この企業は、半導体及び電子デバイス事業とコンピュータシステム関連事業の2本柱で業績を伸ばしてきました。特に車載向け半導体やセキュリティ関連製品が好調でした。しかし、今後の見通しでは売上高と経常利益の減少が予測されるなど、サプライチェーンの在庫調整と中国市場の停滞が課題となります。新規顧客商権の獲得と既存市場の深掘りが今後のカギとなります。
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