企業名 | 日本農薬株式会社 |
---|---|
URL | https://www.nichino.co.jp/ |
業種 | 化学 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 14939.0 |
所在地 | 中央区京橋一丁目19番8号 |
企業概要
当社グループは日本農薬株式会社とその関連会社で構成されており、親会社1社、連結子会社9社、非連結子会社11社、関連会社6社で構成されています。主な事業は農薬の製造・販売で、他にも医薬品の製造、造園緑化工事、不動産の賃貸、農薬の生産・物流業務、設備の営繕、残留農薬の分析などを行っています。
各事業の内容と状況
農薬事業
殺虫剤、殺菌剤、除草剤などを製造し、特約店網やJAなどを通じて販売しています。子会社や関連会社を通じて、米国、インド、ブラジル、欧州、マレーシアなどで事業を展開しています。ゴルフ場向け農薬や家庭園芸用薬剤も販売しています。
農薬以外の化学品事業
木材薬品や医薬品、動物用医薬品、飼料添加物などを製造しています。製品は特約店や医薬品メーカーを通じて販売されています。
その他事業
造園緑化工事、不動産の賃貸、農薬物流業務、倉庫業務、農薬残留分析などを行っています。
従業員について
2024年3月31日現在の従業員の状況です。
連結会社の状況
セグメントの名称 | 従業員数(名) |
---|---|
農薬事業 | 1332 (188) |
農薬以外の化学品事業 | 14 (1) |
その他 | 83 (76) |
全社(共通) | 141 (11) |
合計 | 1570 (276) |
提出会社の状況
従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
---|---|---|---|
370 (82) | 42.0 | 15.0 | 7,735,765 |
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです。
名称 | 主要な事業の内容 | 所在地 |
---|---|---|
㈱ADEKA | 農薬以外の化学品事業 | 東京都荒川区 |
㈱ニチノー緑化 | 農薬事業、造園緑化工事 | 東京都中央区 |
Nichino America, Inc. | 農薬事業 | アメリカ デラウェア州 |
業績
以下は2024年度の業績です。
指標 | 数値 (百万円) | 前期比 (%) |
---|---|---|
売上高 | 103,033 | 0.9 |
営業利益 | 7,438 | -14.9 |
経常利益 | 5,932 | -23.7 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 4,777 | 6.4 |
各指標の増減について
売上高の増加はインド市場での自社開発品目の販売拡大が要因ですが、営業利益と経常利益の減少はブラジル市場での価格下落の影響によるものです。他方、親会社株主に帰属する当期純利益はブラジルでの法人税額の減少により増加しました。
今後の見通し
今後の見通しについての数値は以下の通りです。
指標 | 2027年計画 (百万円) | 当期比 (%) |
---|---|---|
営業利益 | 10,800 | 45.2 |
売上高 | 120,000 | 16.5 |
ROE | 8%以上 | – |
見通しの増減について
見通しの増加要因としては、ターゲット市場における重点剤の登録取得や開発推進、次世代事業の開発が挙げられます。また、スマート農業の展開拡大や外部事業者との提携も成長を後押しするでしょう。
まとめ
日本農薬株式会社の現状の業績は好調であり、特にインド市場での自社開発品目の販売が伸びています。しかし、ブラジル市場での価格競争や原材料の高騰が利益を圧迫しています。今後の見通しとしては、重点剤の登録取得や新規事業の推進により、業績の更なる向上が期待されます。総じて、現状と見通しを踏まえると、当社の業績は好調であると評価できるでしょう。
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