2024-06-20有価証券報告書 新生紙パルプ商事株式会社

企業名 nan
URL https://www.sppcl.co.jp/
業種 nan
決算日 nan
資本金(百万円) nan
所在地 nan







有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは紙、板紙、化成品、機械、パルプその他紙関連物資の販売を主要業務としており、ほかに不動産の賃貸・管理、紙加工業等も行っています。これらの業務はグループ内の各セグメントによって行われており、地域的・事業的に連携しています。

各事業の内容と状況

  • 紙・板紙・化成品等卸売関連事業:全国的に卸売事業を展開しており、印刷用紙や板紙などの需要に応じた供給を行っています。
  • 紙加工等関連事業:紙加工品の製造・販売を行い、付加価値の高い製品を提供しています。
  • 不動産賃貸関連事業:建物の賃貸・管理を行い、安定した収益基盤を築いています。

従業員について

セグメント 従業員数 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与
紙・板紙・化成品等卸売関連事業 531人 44歳 19.9年 694.15万円
紙加工等関連事業 92人 44歳 19.9年 694.15万円
不動産賃貸関連事業 2人 44歳 19.9年 694.15万円
その他

関連企業

  • オーピーパーム株式会社:紙・板紙・化成品等卸売関連事業
  • 協同紙商事株式会社:紙・板紙・化成品等卸売関連事業
  • 新生物流株式会社:商品の配送荷役業務

業績

項目 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 前期比(%)
売上高(百万円) 256,659 230,406 231,237 248,635 249,050 0.2
経常利益(百万円) 5,294 4,846 5,625 5,990 6,085 1.6
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 3,634 3,275 3,883 4,190 4,172 -0.4

各指標の増減について

売上高は前年比0.2%の増加となりました。これは紙・板紙卸売関連事業の価格修正による売上増が主な要因です。経常利益は同1.6%で、原材料のコスト上昇を乗り越えて増益を実現しました。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は若干の減少(-0.4%)となり、これは新規物件取得に係る費用増が影響しています。

今後の見通し

項目 2024年 2025年 当期比(%)
売上高(百万円) 249,050 255,000 2.4
経常利益(百万円) 6,085 6,200 1.9
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 4,172 4,300 3.1

見通しの増減について

次期の売上高は前年対比2.4%の増加を見込んでいます。これは、新たな商材や市場開拓に取り組むことでにぎやかな需要が期待されます。経常利益および純利益もそれぞれ1.9%と3.1%の増加を見込んでおり、安定した成長が期待されます。

まとめ

当社グループの業績は全体的に堅調であり、特に紙・板紙・化成品等卸売関連事業が安定しています。また、不動産賃貸関連事業も安定した収益をもたらしています。しかし、紙や板紙の需要減少は依然として業界全体の課題であるため、新分野への展開や持続可能な素材提供の取り組みが必要です。今後の見通しも明るく、特に新規事業の取り組みと戦略的な市場開拓が注目されます。


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