| 企業名 | ムトー精工株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.muto.co.jp/ |
| 業種 | 化学 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 2188.0 |
| 所在地 | 各務原市鵜沼川崎町一丁目６０番地の１ |
企業概要
この企業は、プラスチック成形用金型及びプラスチック精密部品の製造・販売を主な事業としています。グローバルな展開をしており、製造拠点をベトナム、中国、タイなどに構えて、デジタルカメラや自動車関連機器など多岐にわたる製品を手掛けています。
各事業の内容と状況
プラスチック成形事業では、デジタル家電、自動車関連機器など幅広い製品を扱い、デジタルカメラ部品や自動車関連部品の受注が増加しています。精密プレス部品事業は、音響機器や光学機器に使われる部品の製造を行っており、これも増加傾向にあります。プリント基板事業では、主にプリント配線基板の設計・検査・販売を行っています。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数(名) |
|---|---|
| プラスチック成形事業 | 3072 |
| 精密プレス部品事業 | 35 |
| プリント基板事業 | 19 |
| 合計 | 3126 |
平均年齢: 43.9歳、平均勤続年数: 16.6年、平均年間給与: 5,367,667円
関連企業
主要な関連企業には、ムトーベトナムCO.,LTD、ムトーシンガポールPTE LTD、大英エレクトロニクス株式会社、豊武光電(蘇州)有限公司、タチバナ精機株式会社などがあります。
業績
| 指標 | 2024年 | 2023年 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 26,315,915千円 | 26,169,826千円 | +0.6% |
| 経常利益 | 2,433,267千円 | 2,140,256千円 | +13.7% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,773,090千円 | 1,300,472千円 | +36.3% |
| 包括利益 | 3,338,606千円 | 2,056,438千円 | +62.3% |
| 純資産額 | 18,913,275千円 | 16,222,524千円 | +16.6% |
各指標の増減について
売上高が前年比で+0.6%増加した要因は、デジタルカメラ部品や自動車関連部品の需要が増加したことです。経常利益が+13.7%増加した背景には、省人化や省力化を図り、固定費をはじめとした経費削減が寄与しています。親会社株主に帰属する当期純利益は+36.3%と大幅に増加しました。これは、過年度の決算訂正関連費用や退職給付制度終了損がなくなったことが主な要因です。
今後の見通し
| 指標 | 2025年(予想) | 2024年 | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 27,000,000千円 | 26,315,915千円 | +2.6% |
| 経常利益 | 2,500,000千円 | 2,433,267千円 | +2.7% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,800,000千円 | 1,773,090千円 | +1.5% |
見通しの増減について
売上高の増加見込みは2.6%で、デジタルカメラ部品や自動車関連部品の需要が続くことを見込んでいます。経常利益も2.7%増加の予想ですが、これは生産性向上とコスト削減の取り組みが引き続き効果を発揮する見通しです。
まとめ
この企業の業績は、デジタルカメラや自動車関連部品の需要増加とコスト削減の取り組みがうまく相まって、非常に好調な状態にあります。特に親会社株主に帰属する当期純利益が大幅に増加したことは、経営判断がうまくいっている証拠でしょう。今後も生産性向上およびコスト管理の強化が期待されます。
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