企業名 | 株式会社フュートレック |
---|---|
URL | https://www.fuetrek.co.jp/ |
業種 | サービス業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 100.0 |
所在地 | 大阪市淀川区西中島6丁目1-1新大阪プライムタワー18F |
企業概要
当社グループは、音声認識技術、デジタルマーケティング技術、映像制作、およびシステム開発の4つの主要事業を展開しています。音声認識事業では高精度な音声認識システムを提供しており、デジタルマーケティング事業ではCRMシステム「Visionary」を開発・提供しています。映像制作事業ではテレビ番組やプロモーション映像の制作を行い、システム開発事業ではデジタル教材関連のアプリケーション開発を受託しています。
各事業の内容と状況
音声認識事業
高性能な音声認識システムおよび関連技術製品を開発・提供。音声収録受託業務の縮小が見られ、売上が減少中。
デジタルマーケティング事業
主要製品「Visionary」の開発および販売。サービス提供コストの増加が課題。利益率の向上を目指し新機能の開発と価格改定を実施。
映像制作事業
テレビ番組や企業向けプロモーション映像の制作とスタッフ派遣。売上は減少傾向。
システム開発事業
デジタル教材関連のアプリ開発。前期より売上が増加。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(人) | 臨時雇用者数(人) |
---|---|---|
音声認識事業 | 24 | 3 |
デジタルマーケティング事業 | 31 | 0 |
映像制作事業 | 14 | 1 |
システム開発事業 | 4 | 1 |
全社(共通) | 18 | 0 |
合計 | 91 | 5 |
関連企業
- 株式会社ATR-Trek:音声認識・音声翻訳関連技術の開発(所有割合: 66.0%)
- 株式会社スーパーワン:デジタル教科書及び教材関連のアプリ受託開発(所有割合: 92.5%)
- メディアジャパン株式会社:テレビ番組やその他映像制作(所有割合: 100.0%)
業績
項目 | 第23期(2023年3月) | 第24期(2024年3月) | 前期比 |
---|---|---|---|
売上高(千円) | 1,662,556 | 1,323,146 | △20.4% |
営業損失(千円) | △253,323 | △179,184 | 29.3% |
経常損失(千円) | △235,450 | △220,546 | 6.3% |
親会社株主に帰属する当期純損失(千円) | △663,938 | △245,972 | 62.9% |
各指標の増減について
売上高は前期比△20.4%減少、主に音声収録に関する受託業務の減少が要因とされています。営業損失および経常損失は改善傾向にありますが、未だ損失状態が続いています。音声認識事業、デジタルマーケティング事業、映像制作事業の売上減少が主な要因です。
今後の見通し
項目 | 2025年3月期予想 | 当期比 |
---|---|---|
売上高(千円) | 1,550,000 | 17.1% |
営業損益(千円) | △100,000 | 44.2% |
経常損益(千円) | △120,000 | 45.6% |
親会社株主に帰属する当期純損失(千円) | △130,000 | 47.2% |
見通しの増減について
売上高の回復を図るため、音声収録の受託業務の再構築、音声認識技術の性能向上、デジタルマーケティング事業の利益率向上等の施策が進行中です。また、新規商品として「vGate Aispectアプリ for Windows」をリリース、商品拡販にも取り組む予定です。
まとめ
当社は、音声認識技術やデジタルマーケティングにおける技術力を強みとしていますが、売上減少や赤字が続く厳しい経営状況が見受けられます。しかし、技術革新や新商品開発により将来的な成長が期待されます。今後の改善策が実を結べば、経営成績は好転する可能性が高いと考えます。引き続き注視すべき企業と言えるでしょう。
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