| 企業名 | 山洋電気株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.sanyodenki.co.jp/ |
| 業種 | 電気機器 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 9926.0 |
| 所在地 | 豊島区南大塚３－３３－１ |
企業概要
当社グループは、主に冷却ファン、電源機器、サーボモータを生産・販売する企業です。国内外に18の子会社を持ち、グローバルに事業を展開しています。
各事業の内容と状況
当社の事業は日本、北米、ヨーロッパ、東アジア、東南アジアの5つのセグメントに分かれています。
- 日本: 本社および山洋工業株式会社などが担当。売上収益は前年比7.5%減の109,886百万円。
- 北米: SANYO DENKI AMERICA, INC.が担当。売上収益は前年比13.6%減の21,769百万円。
- ヨーロッパ: SANYO DENKI EUROPE S.A.などが担当。売上収益は前年比16.9%増の9,703百万円。
- 東アジア: 上海や香港、台湾、韓国の子会社が担当。売上収益は前年比23.8%減の14,475百万円。
- 東南アジア: フィリピン、インド、タイの子会社が担当。売上収益は前年比8.0%減の42,266百万円。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数(名) | 臨時従業員数(名) |
|---|---|---|
| 日本 | 2057 | 479 |
| 北米 | 105 | 3 |
| ヨーロッパ | 59 | 1 |
| 東アジア | 194 | － |
| 東南アジア | 1290 | 126 |
| 合計 | 3705 | 609 |
平均年齢は42.8歳，平均勤続年数は16.8年，平均年間給与は653.5万円です。
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです。
- SANYO DENKI AMERICA, INC.
- SANYO DENKI EUROPE S.A.
- SANYO DENKI PHILIPPINES, INC.
- 山洋電気テクノサービス株式会社
- 山洋工業株式会社
業績
| 項目 | 2024年３月 | 前期比(%) |
|---|---|---|
| 売上収益 (百万円) | 112,904 | -6.5% |
| 税引前当期利益 (百万円) | 13,323 | -6.3% |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 (百万円) | 10,477 | -8.2% |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) | 21,452 | +161.5% |
各指標の増減について
- 売上収益は6.5%減少しましたが、営業活動によるキャッシュ・フローは161.5%増加しました。
- 税引前当期利益は6.3%減少、親会社の所有者に帰属する当期利益は8.2%減少しました。
- 主な要因として、半導体製造装置、ファクトリーオートメーション市場からの需要減退が影響しています。
今後の見通し
| 指標 | 見通し数値 | 当期比(%) |
|---|---|---|
| 売上収益 (百万円) | 105,300 | -6.7% |
| 営業利益 (百万円) | 10,600 | -10.3% |
| 税引前当期利益 (百万円) | 10,800 | -18.9% |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 (百万円) | 8,100 | -22.7% |
見通しの増減について
- 通信装置やロボットなどのファクトリーオートメーション市場からの需要が減少すると予測されています。
- 官公庁や社会インフラ向けの需要は引き続き堅調と見込まれますが、全体的な需給バランスの悪化が業績に影響する見通しです。
まとめ
当社は2024年3月期において業績が減少したものの、営業キャッシュフローの大幅な改善が見られました。今後の見通しとしても、ファクトリーオートメーション市場からの需要減退が予測される中、官公庁や社会インフラ向けの需要が期待されています。総合的に見ると、業績は若干の減少傾向にあるものの、新規市場の開拓や新製品の投入により、中長期的な成長の可能性が期待されます。
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