| 企業名 | 伊藤忠エネクス株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.itcenex.com/ |
| 業種 | 卸売業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 19878.0 |
| 所在地 | 千代田区霞が関三丁目２番５号 |
企業概要
当社企業グループは、伊藤忠エネクス株式会社を中心とし、関連企業とともにエネルギーや自動車関連事業を展開する日本の企業です。主要な事業セグメントとして、ホームライフ事業、カーライフ事業、産業ビジネス事業、電力・ユーティリティ事業があります。
各事業の内容と状況
以下に、各事業の内容と現状、そして今後の見通しについて解説します。
ホームライフ事業：主にLPガスや都市ガス、電力の販売を行っており、生活関連機器やリフォームなども手掛けています。売上収益は前年同期比で8.9%減少していますが、LPガス輸入価格の下落が影響しています。今後は効率的な小売販売運用とクロスサービスの提供により顧客基盤の拡大を目指します。
カーライフ事業：ガソリンや灯油などの販売、自動車販売、オートオークション事業を行っています。売上収益は前年同期比で7.7%増加し、特に自動車ディーラー事業が好調です。今後は地域生活者のニーズに応じた販売戦略を強化し、自動車関連の環境商材にも注力します。
産業ビジネス事業：アスファルトや船舶用燃料、産業用ガスなどを取り扱い、商材の販売やサービスを提供しています。売上収益は前年同期比で37.4%減少していますが、環境配慮型商材の販売推進や次世代エネルギーへの取り組みを強化しており、収益性の向上を図ります。
電力・ユーティリティ事業：発電事業や熱供給サービスを提供しており、特に電力小売事業やメガソーラーの売却益が増加しています。売上収益は前年同期比で0.6%増加し、今後も電力供給体制の強化を進めます。
従業員について
以下は当社の従業員に関する情報です。
| セグメントの名称 | 従業員数 | 平均臨時雇用者数 |
|---|---|---|
| ホームライフ事業 | 1,098 | 272 |
| カーライフ事業 | 3,256 | 1,704 |
| 産業ビジネス事業 | 416 | 93 |
| 電力・ユーティリティ事業 | 476 | 79 |
| 全社（共通） | 119 | 30 |
| 合計 | 5,365 | 2,178 |
提出会社の従業員数は505人で、平均年齢は41.8歳、平均勤続年数は16.0年、平均年間給与は9,938,661円となっています。
関連企業
当社の主な関連企業は以下の通りです。
- 伊藤忠エネクスホームライフ北海道株式会社
- 伊藤忠エネクスホームライフ西日本株式会社
- エネクスフリート株式会社
- 大阪カーライフグループ株式会社
- 日産大阪販売株式会社
- 株式会社エコア
業績
当期の業績は以下の表の通りです。
| 項目 | 当期 (2023年度) | 前期比 (%) |
|---|---|---|
| 売上収益 | 963,302 百万円 | -4.8 |
| 税引前利益 | 24,687 百万円 | +6.0 |
| 当期純利益 | 13,887 百万円 | +0.4 |
| 包括利益 | 15,389 百万円 | +8.4 |
| 株主資本合計 | 162,543 百万円 | +6.3 |
各指標の増減について
売上収益は前年同期比で4.8%減少し、963,302百万円となりました。これは主に、原油価格及びLPガス価格の下落が影響しています。一方で、税引前利益は前年同期比で6.0%増加し、24,687百万円となりました。これは、営業活動に係る利益が増加したことと、資産入れ替えに伴う売却益が寄与しています。
今後の見通し
今後の見通しについての各指標は以下の表の通りです。
| 項目 | 次期 (2024年度) 予想 | 当期比 (%) |
|---|---|---|
| 売上収益 | 1,005,000 百万円 | +4.3 |
| 税引前利益 | 26,000 百万円 | +5.3 |
| 当期純利益 | 14,500 百万円 | +4.4 |
| 包括利益 | 16,400 百万円 | +6.6 |
| 株主資本合計 | 170,000 百万円 | +4.6 |
見通しの増減について
来年度の売上収益は前年同期比で4.3%増加すると予想されています。これは、エネルギー価格の一部回復と、新規事業の展開が寄与する見込みです。税引前利益も同様に増加が見込まれています。
まとめ
当社の業績や現状を踏まえ、今後の見通しについても明るい兆しが見えています。特にカーライフ事業や電力・ユーティリティ事業においては好調を維持しており、エネルギー価格の回復が期待されます。全体としては、現状を堅持しつつも、積極的な投資戦略を通じて更なる成長を目指しています。
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| No.2 | 株式会社ミツウロコグループホールディングス |
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| No.4 | 大阪瓦斯株式会社 |
| No.5 | 伊藤忠商事株式会社 |
| No.6 | 株式会社ミツウロコグループホールディングス |
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