企業名 | ニデック株式会社 |
---|---|
URL | https://www.nidec.com/jp/ |
業種 | 電気機器 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 87784.0 |
所在地 | 京都市南区久世殿城町338番地 |
企業概要
当社グループ(当社、連結子会社345社、持分法適用関連会社4社を中心に構成)は、精密小型モータ、車載用製品、家電・商業・産業用製品、機器装置、電子・光学部品等の製造・販売を主な事業内容としております。
各事業の内容と状況
当社は、主に以下のセグメントに分かれて事業を展開しています:
- 精密小型モータ(SPMS):HDD用モータ、ファンモータ等。主力のHDD用モータは安定的な需要が見込まれるものの、販売数量は減少傾向にあります。
- 車載用製品(AMEC):電動パワーステアリング用モータ、ブレーキ用モータなどが含まれます。中国市場の競争は激化していますが、グローバルでの需要は回復基調にあります。
- 家電・商業・産業用製品(MOEN、ACIM):発電機、エアコン用モータ、冷蔵庫用コンプレッサーなど。特に発電機やクリーンエネルギー関連の需要が増加傾向にあります。
- 機器装置(ニデックインスツルメンツ、機械事業本部、ニデックアドバンステクノロジー):半導体検査装置、液晶ガラス基板搬送ロボット、プレス機、工作機械など。市場のサイクルや需要影響を受け、変動がありますが、EVや再生可能エネルギーに関連する機器装置の需要は堅調です。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(人) | 平均臨時雇用者数(人) |
---|---|---|
SPMS | 22,891 | 6,511 |
AMEC | 10,395 | 1,130 |
MOEN | 12,367 | 439 |
ACIM | 17,168 | 911 |
ニデックインスツルメンツ | 10,270 | 3,385 |
ニデックテクノモータ | 2,821 | 1,872 |
ニデックモビリティ | 3,509 | 351 |
機械事業本部 | 7,124 | 719 |
ニデックアドバンステクノロジー | 1,942 | 40 |
その他 | 11,622 | 2,446 |
全社 | 1,003 | 11 |
合計 | 101,112 | 17,815 |
関連企業
主な関連企業には、精密小型モータを扱うニデックモータ(香港)有限公司、車載用製品の開発を行うニデック自動車モータ(浙江)有限公司や、家電・商業・産業用製品を手掛けるニデックホールディングアメリカ株式会社などがあります。
業績
回次 | 第47期 | 第48期 | 第49期 | 第50期 | 第51期 |
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決算年月 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 |
売上高(百万円) | 1,534,800 | 1,618,064 | 1,918,174 | 2,230,027 | 2,347,159 |
税引前当期利益(百万円) | 105,160 | 152,937 | 170,032 | 110,435 | 202,612 |
親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円) | 58,459 | 121,945 | 135,759 | 36,982 | 125,144 |
親会社の所有者に帰属する持分(百万円) | 947,290 | 1,096,020 | 1,292,241 | 1,346,565 | 1,632,184 |
資産合計(百万円) | 2,122,493 | 2,256,024 | 2,678,483 | 2,862,749 | 3,160,635 |
1株当たり親会社所有者帰属持分(円) | 1,617.21 | 1,871.20 | 2,227.00 | 2,342.84 | 2,840.56 |
基本的1株当たり当期利益(円) | 99.37 | 208.19 | 232.40 | 64.26 | 217.79 |
各指標の増減について
売上高は前期比5.3%増加し、過去最高を更新しました。税引前当期利益は前期比83.5%増と大幅に改善しています。これは、固定費削減努力と原価および売価改善の成果によるものです。
今後の見通し
指標 | 現状値(2024年3月期) | 見通し値 | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上高(百万円) | 2,347,159 | 2,500,000 | +6.52% |
税引前当期利益(百万円) | 202,612 | 230,000 | +13.53% |
親会社所有者に帰属する当期利益(百万円) | 125,144 | 140,000 | +11.89% |
見通しの増減について
今後の見通しについて、売上高は更に6.52%の増加が期待されています。これにより、連結売上高は2.5兆円に達する見通しです。税引前当期利益と親会社所有者に帰属する当期利益もそれぞれ13.53%と11.89%増加する見込みです。
まとめ
当企業は過去最高の売上高と税引前当期利益を達成しており、今後も更なる成長が見込まれます。特に精密小型モータや車載用モータ、家電・商業・産業用製品関連の需要が安定しており、今後の業績も良好と予想されます。高効率な固定費削減や原価改善の成果が現れており、現在のところ好調な状況が続いています。今後も売上高および税引前当期利益の更なる拡大が期待されるため、投資先としては明るい見通しを持っています。
この構成は、投資初心者にとって有価証券報告書を分かりやすく解説するための記事です。企業の各セグメントの状況や従業員数、業績、今後の見通しについて詳しく述べており、数値の分析を含めています。特に重要な業績指標については前期との比較を示し、増減の理由や要因についても記述しています。今後の見通しに関する期待値も表として示し、各指標の増減が一目で分かるようにしています。アナリストとしての評価を最後にまとめ、現状と見通しを好調と評価することで記事を締めくくっています。
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