2024-06-18有価証券報告書 株式会社セブン銀行

企業名 株式会社セブン銀行
URL https://www.sevenbank.co.jp/
業種 銀行業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 30724.0
所在地 千代田区丸の内1-6-1丸の内センタービルディング






企業概要

当社グループは、当社、連結子会社9社、および関連会社3社を含む計13社で構成されており、国内外における各事業を推進しています。主な業務として、国内ではATMネットワーク構築、クレジットカードや電子マネー事業、そして海外事業としては米国、インドネシア、フィリピンでのATMサービスを展開しています。

各事業の内容と状況

以下に各事業セグメントごとに説明します。

国内事業(銀行業その他)セグメント

セブン&アイグループ各社の店舗を中心に、空港や駅、金融機関店舗等にATMを設置し、多くの国内金融機関等と提携しています。これにより、24時間365日稼働する利便性の高いATMネットワークを提供しています。加えて、口座サービスやローンサービス、海外送金サービスなど多岐にわたる金融サービスも展開しています。

クレジットカード・電子マネー事業セグメント

当社の連結子会社である株式会社セブン・カードサービスは、国内においてクレジットカード事業および電子マネー事業を展開しています。主なサービスには「セブンカード・プラス/セブンカード」と電子マネー「nanaco」があります。

海外事業セグメント

当社連結子会社のFCTI, Inc.やPT. ABADI TAMBAH MULIA INTERNASIONAL、Pito AxM Platform, Inc.はそれぞれ米国、インドネシア、フィリピンでATMサービスを展開しています。各国でのATM設置は順調に進み、さらなる拡大を図っています。

従業員について

連結会社における従業員数

セグメントの名称 従業員数(人)
国内事業(銀行業その他) 890
クレジットカード・電子マネー事業 208
海外事業 203

当社の従業員数

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
614 41.1 7.2 6963

関連企業

当社グループは、国内と海外で多くの関連企業と連携しています。主要な企業には、米国のFCTI, Inc.、インドネシアのPT. ABADI TAMBAH MULIA INTERNASIONAL、フィリピンのPito AxM Platform, Inc.があります。また、日本国内ではセブン・カードサービスやセブン・ペイメントサービスなどが重要な役割を果たしています。

業績

項目 当期 前期比(%)
経常収益 197,877百万円 27.6%
経常利益 30,526百万円 5.5%
親会社株主に帰属する当期純利益 31,970百万円 69.5%

各指標の増減について

経常収益が大幅に増加した要因として、人流回帰や資金需要の回復によりATM総利用件数の増加が挙げられます。また、株式会社セブン・カードサービスの連結子会社化も寄与しています。特別利益として負ののれん発生益を計上しており、これが親会社株主に帰属する当期純利益を大幅に押し上げました。

今後の見通し

項目 2025年度目標 当期比(%)
経常収益 2,500億円 26.4%
経常利益 450億円 47.4%
自己資本当期純利益率 8.0%以上 -42.3%

見通しの増減について

2025年度の目標として、経常収益と経常利益の大幅な増加を見込んでいます。これは、新たなATM設置やサービス拡充、クレジットカードの会員獲得推進などによるものです。一方で、自己資本当期純利益率は若干の減少が見込まれますが、8.0%以上を維持することを目標としています。

まとめ

当社は、国内外での多様な金融サービスを展開し、継続的な成長を目指しています。特に、ATMネットワークの拡大や新サービスの導入、電子マネー事業の強化に注力しており、現状の業績は非常に好調と言えます。今後も積極的な事業展開が予想され、さらなる成長が期待できます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。