2024-06-17有価証券報告書 第一三共株式会社

企業名 第一三共株式会社
URL https://www.daiichisankyo.co.jp/
業種 医薬品
決算日 3月31日
資本金(百万円) 50000.0
所在地 中央区日本橋本町三丁目5番1号






有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、日本国内外で医薬品の研究開発、製造および販売を行っており、特にがん治療薬の分野で強みを持っています。グローバル規模で事業を展開し、米国、ヨーロッパ、アジアの各地で多数の関連企業を有しています。

各事業の内容と状況

当社の事業は大きく分けて国内医薬品事業、海外医薬品事業、一般用医薬品事業などがあります。特に注力しているのはがん治療薬事業であり、最新の医薬品を開発・市場に投入しています。

従業員について

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
5817 45.5 20.3 11,134,849円

関連企業

関連企業として、第一三共エスファ㈱や第一三共バイオテック㈱などがあり、これらは主に製造や研究開発を担当しています。アメリカン・リージェントInc.や第一三共ヨーロッパGmbHなど、海外の関連企業も多数存在します。

業績

項目 2023年3月 2024年3月 前期比
売上収益(百万円) 1,278,478 1,601,688 +25.3%
税引前利益(百万円) 126,854 237,234 +87.0%
親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円) 109,188 200,731 +83.8%

各指標の増減について

売上収益が約25.3%増加した理由は、主力製品である抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」と抗凝固剤「リクシアナ」の売上が好調であったことに加え、円安の影響が大きいです。また、税引前利益が87.0%増加した要因としては、販売費及び一般管理費の増加が抑えられたこと、さらにノバルティス社からの和解金の受領が挙げられます。

今後の見通し

項目 2024年3月 2025年3月(見込み) 当期比
売上収益(百万円) 1,601,688 1,760,000 +9.9%
税引前利益(百万円) 237,234 270,000 +13.8%
親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円) 200,731 230,000 +14.6%

見通しの増減について

今後の見通しでは、さらに売上が9.9%増加すると見込まれています。これは、新製品の投入や既存製品の市場拡大が続くことが理由です。また、税引前利益と純利益もそれぞれ13.8%、14.6%の増加を見込んでいます。

まとめ

当社の業績は非常に好調であり、特にがん治療薬分野において競争力を持ち、持続的な成長が期待されます。今後は、新製品の稼働や市場の拡大を通じて、更なる成長が見込まれており、投資先としては魅力的と言えるでしょう。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。