2024-06-14有価証券報告書 神戸電鉄株式会社

企業名 神戸電鉄株式会社
URL https://www.shintetsu.co.jp/
業種 陸運業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 11710.0
所在地 神戸市兵庫区新開地1丁目3番24号

企業概要

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、運輸業、不動産業、流通業、及びその他関連事業を複数の子会社と協力して運営しています。主な事業は鉄道事業、バス事業、タクシー業、土地建物販売業及び賃貸業、食品スーパー業、コンビニ業、旅行業、保育事業など、多岐にわたります。

各事業の内容と状況

運輸業:鉄道事業では、運転保安度の向上やバリアフリー施設の整備を推進しています。また、バス事業やタクシー業では、運賃改定や乗務員採用を進め、収益の拡大に努めています。2024年3月には北神線の運行業務を終了しました。

不動産業:土地建物賃貸業では、新規物件取得やテナント誘致に注力しています。土地建物販売業では売却活動を進めています。

流通業:食品スーパー業、コンビニ業、飲食業では、生鮮部門の強化やセールの実施により収益拡大を目指しています。また、移動スーパーも新たに開始しました。

その他:保育事業・健康事業では利用者の増加を、建設業ではグループ外からの受注拡大に努めています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人) 従業員数(人)
運輸業 699 (372)
不動産業 12 (2)
流通業 52 (170)
報告セグメント計 763 (544)
その他 74 (217)
全社(共通) 47 (9)
合計 884 (770)

関連企業

主な関連企業は以下の通りです:

  • 神鉄バス株式会社(運輸業)
  • 大阪神鉄豊中タクシー株式会社(運輸業)
  • 株式会社神鉄エンタープライズ(流通業)
  • 神鉄観光株式会社(流通業、旅行業)
  • 株式会社神鉄ビジネスサポート(金融業、情報システムサービス業)
  • 株式会社神鉄コミュニティサービス(建設業、施設管理・警備業)
  • 株式会社有馬温泉企業(温泉給湯業)

業績

指標 当期(2024年3月期) 前期比(%)
営業収益 22,313 百万円 +4.7%
経常利益 1,358 百万円 +36.1%
親会社株主に帰属する当期純利益 1,024 百万円 +51.5%
包括利益 1,702 百万円 +174.5%
純資産額 22,942 百万円 +8.0%
総資産額 90,451 百万円 -0.4%
1株当たり純資産額 2,855.47 円 +8.0%
1株当たり当期純利益 127.46 円 +51.5%
自己資本比率 25.4% +8.5%
自己資本利益率 4.6% +43.8%
株価収益率 21.8 倍 -42.0%
営業活動によるキャッシュ・フロー 3,780 百万円 +10.5%

各指標の増減について

増収増益の要因としては、社会経済活動の正常化による利用者数の回復や、エネルギー価格及び原材料価格が高止まりする状況でのコスト削減努力が挙げられます。また、不動産事業や食品スーパーマーケットなどの新規投資やテナント誘致が寄与しました。

今後の見通し

指標 今期(2025年3月期)見通し 当期比(%)
営業利益 2,100 百万円 +13.0%
当期純利益 1,200 百万円 +17.2%
借入金残高 50,000 百万円 -11.1%
自己資本比率 27% +6.3%

見通しの増減について

今後は、さらなる収益の拡大に向けた新規投資や事業の強化、沿線地域の活性化施策を推進していく予定です。特に、鉄道事業では新しい技術の導入による安全性の向上や、地域との連携による沿線の魅力向上に注力します。また、有利子負債の削減にも引き続き取り組む方針です。

まとめ

当社グループは、多角的な事業展開により、収益と利益を着実に増加させています。現状の業績はポジティブであり、今後の見通しも良好といえます。投資家としては、地域密着型の積極的な施策や、経営努力が実を結んでいる点を評価すべきです。総合的に見て、当社グループの現状は好調と言え、今後の展開にも期待が持てるでしょう。

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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。