企業名 | 株式会社ラピーヌ |
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URL | https://www.lapine.co.jp/ |
業種 | 繊維製品 |
決算日 | 2月末日 |
資本金(百万円) | 30.0 |
所在地 | 千代田区神田東松下町17番地 |
企業概要
当社グループは、株式会社ラピーヌ及び連結子会社2社(株式会社ベルラピカ、ラピーヌ夢ファーム株式会社)で構成されています。主な業務は婦人服及び服飾雑貨の企画、製造、販売です。また、当社は障害者福祉サービス事業として水耕栽培事業も行っています。
各事業の内容と状況
当社は主に3つの事業を展開しています:卸売事業、小売事業、福祉事業。
- 卸売事業:婦人服や服飾雑貨を専門店や百貨店に卸しています。市場の需要に応じて、商品の価格や在庫管理を行い、売上の回復を目指しています。
- 小売事業:直営店及びECサイトを通じて商品を販売しています。顧客満足度を高めるための品揃えと販売促進策に注力しています。
- 福祉事業:障害者福祉サービスとして野菜の水耕栽培や販売を行い、障害者の安定的な職場の確保を図っています。
従業員について
項目 | 数値 |
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従業員数(正社員) | 62名 |
平均年齢 | 48.8歳 |
平均勤続年数 | 21.3年 |
平均年間給与 | 3,774千円 |
関連企業
- 株式会社ベルラピカ:婦人服及び服飾雑貨の小売事業を行い、29店舗を運営。
- ラピーヌ夢ファーム株式会社:障害者福祉サービス事業を行い、水耕栽培による野菜の栽培及び販売を行う。
- フリージア・マクロス株式会社:製造供給事業、住宅関連事業、投資・流通サービス事業を行う。
業績
回次 | 第72期 | 第73期 | 第74期 | 第75期 | 第76期 |
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決算年月 | 2020年2月 | 2021年2月 | 2022年2月 | 2023年2月 | 2024年2月 |
売上高(千円) | 8,654,656 | 5,227,557 | 4,374,479 | 3,300,002 | 2,342,007 |
経常損益 (千円) | -1,333,185 | -1,598,596 | 178,741 | 268,617 | -314,291 |
親会社株主に帰属する当期純損益 (千円) | -1,512,753 | -2,135,989 | 155,305 | 158,233 | -321,616 |
包括利益 (千円) | -1,540,548 | -2,109,112 | 73,563 | 357,616 | -230,838 |
純資産額 (千円) | 2,835,189 | 724,600 | 798,049 | 1,155,643 | 918,755 |
総資産額 (千円) | 5,023,264 | 3,880,367 | 3,683,420 | 4,024,509 | 3,436,229 |
各指標の増減について
最新の決算期である第76期(2024年2月期)では、売上高は2,342,007千円となり、前期比-28.97%の減少となりました。また、経常損益は-314,291千円と、前年の黒字から赤字に転じました。「親会社株主に帰属する当期純損益」も同様に-321,616千円の赤字となり、前期の158,233千円から大きく悪化しました。
この大きな減少の要因としては、消費者の節約志向や気象条件の影響、新型コロナウイルスの影響も考えられます。
リスクについて
当社グループが直面するリスクには以下のようなものがあります:
- 消費動向の変化リスク:ファッショントレンドの急激な変化や消費者の嗜好変化、そして経済変動による消費低迷が業績に影響を及ぼします。
- 気象状況や自然災害リスク:冷夏や暖冬、天災、感染症の拡大などが生産や販売に影響を与えます。
- 取引先与信リスク:取引先の信用度が低下した場合、債権回収が困難になる可能性があります。
- 製品品質リスク:製造物責任に関わる事故が発生した場合、賠償費用やブランドの信用失墜につながります。
- 法的規制リスク:法規制の強化による遵守コストの増加が予測されます。
- 個人情報リスク:個人情報が漏洩した場合、社会的信用の失墜や損害賠償が発生する可能性があります。
- 海外リスク:為替レートの変動、テロ、天災、伝染病などが原価高や輸入困難を招く恐れがあります。
- システムリスク:システム停止や重要データの漏洩などが、対応コストの増加や信用力低下を引き起こすリスクがあります。
- 固定資産減損リスク:事業におけるブランドや売場単位の収支悪化が発生した場合、固定資産に減損損失が発生します。
まとめ
第76期(2024年2月期)の決算では、当社グループの業績は悪化しましたが、内部的な改革と新たな戦略に基づいて今後の回復を目指しています。消費者動向や市場環境の変化に即対応し、製品の品質向上と新しい顧客の獲得に注力しています。アナリストとしては、市場環境の影響が大きいがあると考えられ、業績は横ばいから改善基調に向かう可能性もあります。
この解説記事は有価証券報告書に記載されている内容を読みやすくし、それぞれに対する説明を加えています。特に業績の増減やリスクについては具体的に解説し、投資家が注意すべきポイントを明確にしました。
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