| 企業名 | 株式会社エスクロー・エージェント・ジャパン |
|---|---|
| URL | https://www.ea-j.jp/ |
| 業種 | サービス業 |
| 決算日 | 2月末日 |
| 資本金（百万円） | 647.0 |
| 所在地 | 千代田区大手町二丁目２番１号 新大手町ビル４階 |
企業概要
当社グループは、金融、不動産、建築に関する取引の手続き・決済分野における取引支援の知見を活かし、取引関係者の業務を一貫してサポートするワンパッケージサービスを提供しています。主な事業は「エスクローサービス事業」、「BPO事業」、「不動産オークション事業」の3つに区分されます。
各事業の内容と状況
エスクローサービス事業
金融機関、不動産事業者及び士業専門家に対し、不動産取引の利便性、安全性及び業務の効率化に寄与する各種サービスを提供。また、連結子会社の信託サービス、相続手続き代行サービス、登記申請支援サービスなどを展開。
BPO事業
金融機関の住宅ローンに係る事務や不動産事業者の調査業務の受託を行い、クライアントの業務課題解決に向けた専門性の高いサービスを提供。連結子会社では建築・開発設計や士業専門家への支援サービスも実施。
不動産オークション事業
連結子会社において、税理士などの士業専門家の相談に応じ、不動産の調査から取引決済まで安全性の高い不動産取引の機会を提供。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（2024年2月29日） | 臨時雇用者数（2024年2月29日） |
|---|---|---|
| エスクローサービス | 75 | (23) |
| BPO | 109 | (87) |
| 不動産オークション | 4 | (4) |
| 全社（共通） | 39 | (7) |
| 合計 | 227 | (121) |
関連企業
連結子会社である株式会社エスクロー・エージェント・ジャパン信託、株式会社中央グループ、株式会社サムポローニア、PRECISION ADVANCE DRAFTERS COMPANY LIMITEDがあります。
業績
| 回次 | 第13期 | 第14期 | 第15期 | 第16期 | 第17期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 決算年月 | 2020年2月 | 2021年2月 | 2022年2月 | 2023年2月 | 2024年2月 |
| 売上高（千円） | 3,205,512 | 3,072,866 | 3,552,931 | 3,710,804 | 4,138,525 |
| 経常利益（千円） | 442,777 | 549,687 | 619,225 | 271,027 | 457,108 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（千円） | 286,928 | 363,750 | 406,614 | 91,957 | 299,841 |
各指標の増減について
売上高は前年度に比べて11.5%の増加、経常利益は68.7%の増加、親会社株主に帰属する当期純利益は226.1%の増加となりました。この増加の理由として、エスクローサービス事業の大幅な増収や、BPO事業の安定した受注増加、さらに子会社の通期連結業績の寄与が大きかったためと考えられます。
リスクについて
当社グループの主要なリスクには以下が含まれます:
- 内部プロセスの不適切さやシステム障害、セキュリティリスク
- 自然災害や人災、大規模な疫病などの影響
- 住宅ローン市場や不動産市場の急速な変動
- 特定取引先への依存度の高さ
まとめ
当連結会計年度における当社グループの業績は非常に好調であり、売上高は4,138,525千円、経常利益は457,108千円、親会社株主に帰属する当期純利益は299,841千円と順調に伸びています。特にエスクローサービス事業の好調が全体の成績を押し上げました。
今後も「24時間365日化」を目指し、非対面化、デジタル化、自動化を進めていく方針で、引き続き収益力の向上と強固な資本構成の維持に注力する予定です。
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