企業名 | 株式会社ヤマザワ |
---|---|
URL | https://yamazawa.co.jp/ |
業種 | 小売業 |
決算日 | 2月末日 |
資本金(百万円) | 2388.0 |
所在地 | 山形市あこや町三丁目8番9号 |
企業概要
当社グループ(株式会社ヤマザワ及びその関連会社)は、小売業を中心に、スーパーマーケット事業、ドラッグストア事業、食品の製造販売およびその他関連事業を展開しています。主要な子会社は、㈱ヤマザワ薬品、㈱サンコー食品などがあります。
各事業の内容と状況
当社グループの事業は以下のセグメントに分かれています:
- スーパーマーケット事業: 株式会社ヤマザワによる食料品、家庭用品、衣料品の販売。
- ドラッグストア事業: ㈱ヤマザワ薬品と㈱粧苑ヤマザワによる医薬品、化粧品の販売および調剤薬局の経営。
- その他事業: ㈱サンコー食品が寿司、米飯などの惣菜類、牛乳、麺類などの日配商品の製造販売を行っている。
従業員について
2024年2月現在の従業員数:
セグメント | 従業員数(人) | 平均臨時従業員数(人) |
---|---|---|
スーパーマーケット事業 | 984 | [2808] |
ドラッグストア事業 | 198 | [323] |
その他事業 | 106 | [187] |
合計 | 1288 | [3318] |
平均的な給与や勤務年数は以下の通りです:
平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均給与(円) |
---|---|---|
40.8 | 17.5 | 4,885,183 |
関連企業
- ㈱ヤマザワ薬品: ドラッグストア事業に従事。
- ㈱サンコー食品: その他事業に従事。
業績
決算年月 | 2020年2月 | 2021年2月 | 2022年2月 | 2023年2月 | 2024年2月 |
---|---|---|---|---|---|
売上高(百万円) | 109,709 | 112,938 | 110,673 | 99,457 | 101,891 |
経常利益(百万円) | 698 | 2,409 | 1,161 | 928 | 677 |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | △220 | 878 | 368 | 205 | 451 |
純資産額(百万円) | 28,162 | 28,732 | 28,812 | 28,636 | 28,859 |
各指標の増減について
売上高は前年同期比で2.4%増加し、101,891百万円となりました。一方、経常利益は27.0%減少し、677百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は大幅に増加し、451百万円(前年同期比119.5%増)となりました。これは主に、コスト削減とよねや商事の吸収合併が主因です。
リスクについて
当社特有のリスクには、以下のようなものがあります:
- 業界動向・競合環境: スーパーマーケット業界は激しい競争にさらされており、他業態との競合も増加しています。
- 出店政策: 新規出店や既存店の改装には長期間が必要であり、計画の進行状況によっては変更が必要になることがあります。
- 自然災害・事故: 地震や台風などの自然災害が営業活動に影響を与える可能性があります。
- 商品の安全性・衛生管理: 食品安全に関する問題が発生すると業績に大きな影響を与える可能性があります。
- 人材の確保・育成: 優秀な人材の確保が成長の鍵となりますが、競争が激しくなっています。
- 法令・制度の変更: 新たな法令や制度の変更が発生した場合に対応コストが増加する可能性があります。
- 個人情報の管理: ポイントカードの利用による個人情報管理が求められます。
- システムトラブル: システム障害やサイバー攻撃が業務に影響を与える可能性があります。
- 減損・評価損: 資産の評価が下落した場合に減損損失が発生する可能性があります。
- 調剤業務: 調剤ミスが発生した場合、訴訟や行政処分を受けるリスクがあります。
まとめ
当社グループの業績は安定しており、スーパーマーケット事業が主力です。吸収合併や効率的な運営によるコスト削減などの努力も見られます。しかしながら、激しい競争環境と出店・改装におけるリスク、そして自然災害や法令変更に対する対応が重要な課題です。将来的な成長には、人材の確保と育成、技術革新やデジタル化の推進が鍵となるでしょう。現状ではやや横ばい傾向ですが、堅実な経営方針と戦略によって長期的な成長が期待されます。
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