2024-05-24有価証券報告書  株式会社ベルシステム24ホールディングス

企業名 株式会社ベルシステム24ホールディングス
URL https://www.bell24.co.jp/ja/company/about_us/
業種 サービス業
決算日 2月末日
資本金(百万円) 27009.0
所在地 港区虎ノ門四丁目1番1号






有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、1982年にテレマーケティング・エージェンシーとして設立され、電話による秘書代行業務、通信販売の電話注文受付業務、自動車事故報告の電話受付業務などで業容を拡大してきました。2005年に上場を廃止し、その後数度の企業再編を経て現在のグループを形成しています。

各事業の内容と状況

当社グループは、コンタクトセンター業務を中心とするCRM事業を主力として展開しています。また、コンテンツ事業や、障がい者雇用促進を目的とする特例子会社による業務も行っています。

従業員について

項目 数値
従業員数 (連結) 8,689名 (無期契約)、23,076名 (有期契約)
従業員数 (提出会社) 218名
平均年齢 44歳11ヶ月
平均勤続年数 13年5ヶ月
平均年間給与 7,063,706円
管理職に占める女性の割合 25.0%
男性の育児休業取得率 0.0%

関連企業

名称 住所 主要な事業 議決権の所有割合
株式会社ベルシステム24 東京都港区 CRM事業 100.0%
CTCファーストコンタクト株式会社 東京都世田谷区 CRM事業 51.0%
Horizon One株式会社 東京都港区 CRM事業 51.0%
BELLSYSTEM24 VIETNAM Inc. ベトナム ハノイ市 CRM事業 80.0%
株式会社シンカー 東京都千代田区 CRM事業 70.0%
株式会社ベル・ソレイユ 東京都港区 その他 100.0%

業績

項目 2020年2月 2021年2月 2022年2月 2023年2月 2024年2月
売上収益 (百万円) 126,663 135,735 146,479 156,054 148,717
営業利益 (百万円) 11,105 11,799 13,234 14,917 11,479
税引前利益 (百万円) 10,534 11,305 13,463 14,157 11,225
親会社の所有者に帰属する当期利益 (百万円) 7,006 7,252 8,943 9,330 7,545
当期包括利益合計 (百万円) 7,067 7,193 9,311 9,888 8,018
親会社の所有者に帰属する持分 (百万円) 49,168 53,113 58,986 64,224 66,730
資産合計 (百万円) 168,508 172,888 178,312 176,250 175,465
1株当たり親会社所有者帰属持分 (円) 668.77 722.69 801.91 873.05 907.54
基本的1株当たり当期利益 (円) 95.29 98.64 121.65 126.82 102.61
親会社所有者帰属持分比率 (%) 29.2 30.7 33.1 36.4 38.0
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 16,717 14,886 16,278 18,172 13,587
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △3,213 △3,177 △2,431 △1,803 △3,097
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △11,799 △13,955 △13,181 △15,583 △10,286
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 7,767 5,518 6,196 6,998 7,213

各指標の増減について

当期の業績について、売上収益は前年同期比で4.7%減少しました。主な要因は、継続案件は増加したものの、スポット需要による売上が減少したためです。また、営業利益も前年同期比で23.0%減少しました。高収益の一部業務が縮小したことや、人件費の削減が影響しています。営業活動によるキャッシュ・フローも前年同期から減少し、18,172百万円から13,587百万円となりました。

リスクについて

当社グループの経営における主なリスク要因には、以下のものがあります:

  • 人材確保・人材育成のリスク
  • 情報漏洩、サイバー攻撃のリスク
  • システムの停止リスク
  • 事業戦略、投資、提携に関するリスク
  • 海外事業に関するリスク

まとめ

当社は、コンタクトセンター業務を中心とするCRM事業を主力としています。2024年度の売上収益は前年同期比で減少し、税引前利益も減少しました。しかし、今後も多様な人材の活用、高度なデータ活用、パートナー企業との連携による新たなBPO領域の開拓を積極的に推進し、持続的な成長を見込んでいます。

現状の業績は横ばい状況ですが、将来的な見通しとしては、事業戦略や海外市場への取り組みによって改善が期待されます。投資家にとっては、この企業は安定した事業基盤と成長ポテンシャルのある投資先と言えるでしょう。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。