| 企業名 | 株式会社ハイデイ日高 |
|---|---|
| URL | https://hidakaya.hiday.co.jp/co/ |
| 業種 | 小売業 |
| 決算日 | 2月末日 |
| 資本金（百万円） | 1625.0 |
| 所在地 | さいたま市大宮区大門町二丁目１１８番地 |
企業概要
当社は、ラーメン・餃子・中華料理などを提供する飲食店チェーンを展開しています。発祥はさいたま市で、2024年2月末時点で東京都に203店舗、埼玉県に110店舗、神奈川県に73店舗、千葉県に55店舗、栃木県に1店舗、茨城県に6店舗、群馬県に1店舗、合計449店舗を直営しています。食材の購買や製造、物流までを行田工場に集約し、品質の向上と安定、均一化を図っています。
各事業の内容と状況
当社の主要業態は「日高屋」で、「美味・廉価」をコンセプトにお手頃価格でおいしい料理を提供しています。その他の業態として「中華一番」「焼鳥日高」「大衆酒場日高」「屋台料理 台南」などがあります。
従業員について
| 従業員数 | 従業員数 (臨時従業員) | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年間給与（千円） |
|---|---|---|---|---|
| 913 | 〔3,641〕 | 36歳 | 9年6ケ月 | 5322 |
当社では多くの臨時従業員も含めた運営を行っており、労働組合も結成され円滑な関係を維持しています。女性管理職の割合や賃金の差異についても公表されているとおり、男女の賃金格差はありません。
業績
| 年度 | 売上高（億円） | 営業利益率 | ROE | 期末店舗数 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年2月期 修正計画 | 540 +12.5% | 10% +2.5% | 12% +3.5% | 485 -3.0% |
| 2029年2月期 計画 | 600 +11.1% | 10% | 12%以上 | 550 +13.4% |
各指標の増減について
売上高、営業利益率、ROEの上昇は「Hiday500」中期経営計画の成功によるものであり、増収効果と店舗運営の効率化が主な要因です。一方、期末店舗数については、採用と育成の遅れにより若干計画値を下回りました。
リスクについて
当社のリスクとして以下が挙げられます。続く店舗出店計画の実現に向けた適切な物件確保が難しくなる可能性、人財の確保と育成の難しさ、賃借物件の経営事情によるリスク、衛生管理と製造機能の集中リスク、高まる原材料価格の影響などです。
まとめ
総じて当社の現状は好調です。業績は堅調に推移し、各種指標も改善が見られます。しかし、今後の展開には人財確保や市場の変動に対する十分な対応が求められます。経営計画が進行中のため、中長期的には安定成長が期待されるでしょう。
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