2024-04-26有価証券報告書  株式会社きんえい

企業名 株式会社きんえい
URL https://www.kin-ei.co.jp/cgi-bin/pc/static.cgi?tgttmp=corporate/outline
業種 サービス業
決算日 1月31日
資本金(百万円) 564.0
所在地 大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目5番1号





有価証券報告書解説

企業概要

当社は、映画興行、ビル賃貸及び付帯事業並びに娯楽場の経営を主たる事業としております。当社の親会社は近鉄グループホールディングス株式会社であり、同社の企業集団は運輸業、不動産業、国際物流業、流通業、ホテル・レジャー業を営んでおります。さらに、近鉄不動産株式会社より「あべのルシアス」内に映画館「あべのアポロシネマ」を賃借しています。

各事業の内容と状況

シネマ・アミューズメント事業では、映画館9スクリーンで構成されるシネマコンプレックス1館とゲームセンター2店を経営しています。また、不動産事業では、大阪市阿倍野区のきんえいアポロビルをテナントビルとし、きんえいアポロ駐車場や「あべのルシアス」の賃貸・運営管理業務も行っております。さらに、宝くじ売店2店も運営しています。

従業員について

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
42 (臨時従業員28) 50.2 16.4 5,413,131

関連企業

当社の親会社は「近鉄グループホールディングス株式会社」であり、議決権の62.9%(間接所有を含む)を所有しています。また、主要関連企業として「近畿日本鉄道株式会社」もあり、こちらは46.5%の議決権を所有しています。

業績

指標 当期 前期比
売上高 (千円) 3,570,520 6.8%
営業利益 (千円) 255,771 46.3%
経常利益 (千円) 254,382 38.5%
当期純利益 (千円) 154,948 24.3%

各指標の増減について

シネマ・アミューズメント事業部門では、人気作品の上映と周辺施設との連携により観客誘致が好調でした。不動産事業部門では、テナント誘致の工夫や設備更新により安全性と快適性を向上させたことが好影響を及ぼしました。

リスクについて

主要なリスクとしては、映画興行の成績が予測困難なこと、不動産賃貸市場の変動、情報システムや個人情報の管理リスク、法令改正リスク等が挙げられます。また、大規模感染症や気候変動リスク、大規模災害の可能性も念頭に置き、様々な対策を講じています。

まとめ

当社はシネマ・アミューズメント事業と不動産事業の両輪で業績を支えています。特に人気映画の上映と周辺施設との連携が成功し、売上高、営業利益、経常利益のどれもが増加しました。一方で、今後も多様なリスクに対応するための体制強化が求められます。総じて、現状は好調と言え、今後のリスク管理がポイントとなってくるでしょう。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。