| 企業名 | 株式会社丹青社 |
|---|---|
| URL | https://www.tanseisha.co.jp/ |
| 業種 | サービス業 |
| 決算日 | 1月31日 |
| 資本金（百万円） | 4026.0 |
| 所在地 | 港区港南１丁目２番７０号 |
企業概要
当社グループは、商業その他施設事業、チェーンストア事業、文化施設事業などの空間設計・施工を行っており、多数の子会社と連携しています。主な関係会社を通じて、展示、内装、コンサルティング、調査など多岐にわたるサービスを提供しています。
各事業の内容と状況
商業その他施設事業は百貨店、専門店、飲食店、オフィス、ホテルなど多くの内装や展示を手掛け、㈱丹青ＴＤＣや㈱丹青ディスプレイと連携しています。チェーンストア事業ではファストファッションや飲食店等の内装を扱い、文化施設事業では博物館などの展示を手掛け、㈱丹青研究所が調査や研究を行っています。
従業員について
| 報告セグメントの名称 | 従業員数(名) | 臨時雇用者数(名) |
|---|---|---|
| 商業その他施設事業 | 670 | 10 |
| チェーンストア事業 | 213 | – |
| 文化施設事業 | 188 | 192 |
| 合計 | 1071 | 202 |
関連企業
主要な関連企業には、㈱丹青ＴＤＣ、㈱丹青ディスプレイ、㈱丹青ビジネス、㈱丹青研究所、㈱ＪＤＮ、㈱丹青ヒューマネット、中国上海市にある丹青創藝設計咨詢(上海)有限公司などがあり、それぞれ担当領域で事業を推進しています。
業績
| 期次 | 売上高 (千円) | 経常利益 (千円) | 親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | 包括利益 (千円) | 純資産額 (千円) | 総資産額 (千円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020年１月期 | 81678822 | 5870003 | 4074877 | 3727585 | 28276438 | 46761126 |
| 2021年１月期 | 69225880 | 5266109 | 3437805 | 2930942 | 29248586 | 42557691 |
| 2022年１月期 | 62714360 | 2209629 | 1434618 | 1510695 | 29059038 | 45244932 |
| 2023年１月期 | 64221452 | 793880 | 459763 | 766468 | 29414299 | 41858043 |
| 2024年１月期 | 81200945 | 3995137 | 2771111 | 3409399 | 31626744 | 50651905 |
各指標の増減について
2024年１月期の売上高は81,200,945千円であり、前年同期比で26.4％増となりました。経常利益は3,995,137千円で前年同期比で403.2％増、親会社株主に帰属する当期純利益は2,771,111千円で前年同期比502.7％増でした。この回復は、需要の回復と収益性の高い案件の増加が主な要因です。
リスクについて
主要なリスクとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 経済動向や市場・社会のニーズの変化に対する不確定性
- 価格競争や競合状況の変化
- 調達価格の変動と供給の不安定性
- 環境問題や社会問題に対する適切な対応
- 情報漏洩やサイバー攻撃のリスク
まとめ
当社グループの経営は、空間事業を中心に堅調な成長を続けています。特に2024年１月期は売上高、利益共に大幅な増加を実現し、業績の回復が見られました。今後も市場の変化に柔軟に対応し、持続可能な成長を目指すための基盤整備と新領域への挑戦を継続することが重要です。アナリストとしては、現状を好調と評価するとともに、引き続き外部環境のリスクに注視する必要があると考えます。
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