2024-03-29有価証券報告書  株式会社日本マイクロニクス

企業名 株式会社日本マイクロニクス
URL https://www.mjc.co.jp/
業種 電気機器
決算日 12月31日
資本金(百万円) 5018.0
所在地 武蔵野市吉祥寺本町二丁目6番8号





有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、並びに子会社7社、その他1社により構成されており、半導体計測器具、半導体・LCD検査機器等の開発・製造・販売を主たる業務としています。

各事業の内容と状況

プローブカード事業

プローブカードは、半導体製造のウェーハ検査工程で使用され、ICチップの電極にピンを接触させることで良否判定を行います。主に高性能メモリとノンメモリの半導体向けに販売されています。2023年度は、半導体市況の減速の影響を受けたものの、市場回復に伴い販売が順調に推移しました。

TE事業

この事業は、半導体チップの実装組み立て後の検査で使用されるパッケージプローブやLCD検査機器を提供しています。半導体市場とLCD市場の減速により、業績は前年度を下回る結果となりました。

従業員について

従業員数(人) 平均年齢 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
1,147 38歳 14年 5,877,505

関連企業


名称 住所 資本金 主要な事業の内容
美科樂電子股份有限公司 台湾新竹縣竹北市 125,000千台湾ドル TE事業、プローブカード事業
邁嘉路微電子(上海)有限公司 中国上海市 500千米ドル TE事業

業績

年度 2019 2020 2021 2022 2023
売上高(百万円) 27,954 40,130 39,998 44,321 38,292
経常利益(百万円) 1,626 3,033 8,688 10,423 5,675
純利益(百万円) 879 3,111 8,237 7,530 4,127
前期比(売上高) +43.5% -0.3% +10.8% -13.6%

各指標の増減について

売上高は2023年度に13.6%減少しました。主な要因として、半導体市場およびLCD市場の減速が挙げられますが、下期の回復に助けられました。

リスクについて

当社の事業は半導体市場やLCD市場の景気変動に大きく影響されます。これらの市場の変動は需要供給バランスに大きな影響を与え、利益に悪影響を及ぼす可能性があります。また、特定の大口顧客への取引依存度も高く、それらの顧客の動向次第で売上高が大きく変動します。

まとめ

半導体市場およびLCD市場の景気変動により、2023年度の業績は減少傾向にありますが、下期の市場回復によって売上高が持ち直しました。中長期的には市場の回復が見込まれており、投資活動や新製品開発を通じてさらなる成長が期待されます。現時点では業績はやや不調ながらも、未来の見通しは明るいと言えます。


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