| 企業名 | 株式会社情報戦略テクノロジー |
|---|---|
| URL | https://www.is-tech.co.jp/ |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 決算日 | 12月31日 |
| 資本金（百万円） | 361.0 |
| 所在地 | 渋谷区東三丁目９番１９号 |
企業概要
この企業は、今日に不可欠なデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進するIT企業です。特に、システム開発における多重下請け構造を排除し、顧客とエンジニアが直接協働してシステム開発を行う「0次システム開発」を提唱しています。
各事業の内容と状況
企業の主力製品は以下の2つです。
- 0次システム開発: 顧客のDX推進を支援しつつ、アジャイル型の開発手法でシステムを構築。この方法では、顧客とエンジニアが直接協力し、「1次」「2次」「3次」という下請け構造を排しています。
- WhiteBox: システム開発企業やフリーランス向けのオープンプラットフォームサービス。パートナー企業との連携を促進し、多重下請け構造を解消する目的があります。
従業員について
| 項目 | 数値（2023年12月31日現在） |
|---|---|
| 従業員数（人） | 283 |
| 平均年齢（歳） | 33.4 |
| 平均勤続年数（年） | 4.1 |
| 平均年間給与（千円） | 6327 |
関連企業
この企業は関連会社を持っていません。
業績
| 項目 | 当期（2023年12月） | 前期比（%） |
|---|---|---|
| 売上高（千円） | 5,298,404 | 7.3 |
| 営業利益（千円） | 388,134 | 28.5 |
| 経常利益（千円） | 385,057 | 15.8 |
| 当期純利益（千円） | 275,454 | -3.5 |
各指標の増減について
売上高は7.3％増加し、営業利益も28.5％増加しました。特に、エンジニアの単価引き上げと新規プロジェクトの獲得が寄与しました。一方で、当期純利益は3.5％減少しましたが、これは前期に比べて税引前当期純利益が増加したものの、法人税等の影響によるためです。
リスクについて
この企業の主要リスクは、以下の点です。
- 景気変動リスク: 主要顧客が国内外の景気変動に左右されることがあるため、IT投資が抑制された場合に影響を受ける可能性があります。
- 競合リスク: 新たな競合の参入や既存の大手システム開発企業が強化された場合、価格や品質で対抗する必要があります。
- エンジニアの採用及び育成リスク: 優秀なエンジニアの確保が難航する場合、事業拡大に支障をきたす可能性があります。
- 情報管理リスク: 顧客の機密情報や個人情報の漏洩リスクがあります。
まとめ
この企業はDX関連事業を軸に、顧客のDX内製を支援する「0次システム開発」を展開しています。業績はおおむね好調であり、特に売上高と営業利益は増加傾向にありますが、当期純利益は若干の減少を示しています。今後の課題はエンジニアの確保と育成であり、リスク面では景気変動や競合の動向に注意を払う必要があります。
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