| 企業名 | 株式会社小僧寿し |
|---|---|
| URL | https://kozosushi.co.jp/?lang=ja |
| 業種 | 小売業 |
| 決算日 | 12月31日 |
| 資本金（百万円） | 1598.0 |
| 所在地 | 中央区築地三丁目９番９号 |
企業概要
当グループは株式会社小僧寿しおよび連結子会社12社（うち4社は海外事業会社）で構成され、小売事業、飲食事業、流通事業を展開しています。主力は「小僧寿し」ブランドでの持ち帰り寿しの販売やFC事業、食材の卸売、そして和惣菜の製造販売です。
各事業の内容と状況
- 小売事業: 持ち帰り寿しの販売を行い、スーパーマーケットや「小僧寿しチェーン」のフランチャイズ店舗を運営しています。
- 飲食事業: 居酒屋やイートイン形式の飲食店を運営し、フランチャイズシステムによる販売指導等も行っています。
- 流通事業: デリバリー業務や食材卸売を行い、12の拠点から全国に商品を供給しています。
従業員について
連結会社の従業員数
| セグメントの名称 | 従業員数（人） | 臨時雇用者数（人） |
|---|---|---|
| 小売事業 | 28 | 388 |
| 流通事業 | 226 | 176 |
| 飲食事業 | 93 | 147 |
| 全社（共通） | 8 | 2 |
| 合計 | 355 | 713 |
提出会社の従業員数
| 従業員数（人） | 臨時雇用者数（人） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（円） |
|---|---|---|---|---|
| 32 | 372 | 50.1 | 9.5 | 4,531,270 |
関連企業
- 株式会社デリズ: デリバリー事業。
- KOZOSUSHI AMERICA,INC.: 米国ハワイ州での持ち帰り寿し事業。
- 東洋商事株式会社: 食材の卸売・販売事業。
- その他の関連企業も含まれています。
業績
| 会計期 | 2019年12月 | 2020年12月 | 2021年12月 | 2022年12月 | 2023年12月 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高（千円） | 5,898,864 | 6,210,318 | 8,019,526 | 10,293,672 | 13,054,179 |
| 経常利益（損失）（千円） | -217,043 | 42,907 | -87,982 | -581,306 | -213,619 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（千円） | -116,941 | 27,433 | -619,616 | -953,566 | -338,526 |
各指標の増減について
前期比では売上高は増加していますが、経常損失と当期純損失が続いています。主な要因は、デリバリー事業や流通事業におけるコストの増加、店舗の閉鎖による一過性のコストなどです。
リスクについて
- 食品衛生管理と食中毒のリスク
- 食材調達における疾病発生や天候不順リスク
- 労働力の確保や労働条件の変動リスク
- 減損会計の適用によるリスク
- 個人情報の漏洩リスク
- フランチャイズ契約の継続に関するリスク
- 新型コロナウイルス感染症等に類する疫病による事業継続への懸念
- 連帯保証債務
まとめ
全般的に、当社グループは多様な事業ポートフォリオを形成しながら売上を増加させていますが、依然として多くの課題とリスクを抱えています。特に流通事業と小売事業の収益性改善が求められます。現状は不調と言えるものの、積極的な新規出店や経営効率化の施策により、将来的な収益改善が期待されます。投資家としては、リスクを理解しつつ成長ポテンシャルに注目することが重要です。
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